東名煽り運転 追突したトラックは無罪でいいの?

15 1月 2019

東名高速道路に強制停止させられたワゴン車にトラックが追突するまで、約40数台のクルマが現場を通過したそうです。そのクルマは現場を避けて通過できたのです。

さて、問題は検察官が裁判の中で『あれは絶対避けきれないから、トラック運転手に罪は無いと言い切った』ことです。じゃ、ワゴン車を避けた40数台のクルマはどうなんのよと。

あのような事故状況はいつでも起こり得るわけです。つまり、何らかの原因でクルマが東名高速の追い越し車線に停止することはあり得るわけです。

ですよね~。

とすると、上級審でこの部分を弁護側が鋭く、っ~か問題点の指摘を容易にできるわけです。つまり、我が御社に追突したトラックは、十分な安全車間距離を保っていなかったと容易に論破できるわけです。とすると、危険運転には当たらないとする考え方にも妥当性、合理性が生まれるわけです。

事実石橋和歩の弁護人は上級審に上訴しています。今回の地裁判断は、多分に一般人の陪審人裁判ですから情に流される部分があったことは事実です。とすると、上級審で石橋和歩は、業務上過失致死傷罪のみで裁かれた場合、たった7年で娑婆にでてくる可能性が大きくなります。

いかん。これではいかん。

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