AT車の運転方法とは?

25 8月 2018

2018年現在、わたしたちは何気なくAT車を運転しています。当たり前とも思っています:

右足でアクセルとブレーキを操作し、両手でハンドルを回し、左手でギアを操作しています。

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一方、ペダルの「踏み間違い」による交通事故は、年間6,900件(交通事故総合分析センター資料による2000年~2012年)にも上ります。どういうことかというと:

ペダル踏み間違い事故は、ブレーキを踏むところで誤ってアクセルを踏むところから始まります。ブレーキを踏むときは、アクセルを踏むときと違ってある程度の強さで踏みますのでクルマは意図せずに急加速に入ります。運転者は当然驚愕すると同時に「死の恐怖」を感じます。

脳は過大なストレスによって機能不全(なにも考えられない状態)に陥り、体(足)は自然の反射行動(防御姿勢)によって突っ張ったままとなります。暴走状態の始まりです。

なぜこうなるのか考えると現行のペダル配置が悪いとしかいえません:

「ブレーキを踏みたいときにアクセルと間違える」ことはこの配置に欠陥があることを物語っています。悪いことにアクセルもブレーキも踏むことで操作します。つまり、踏んで操作することにかけては何れも正しい操作です。

それではどうしたらよいのでしょう。メーカーは自動装置の開発に鎬を削っています。何故なら簡単な方法より儲かるから。

なお、自動装置についてひとこと言わせてもらうなら、キーは人工知能AIの搭載如何です。すなわち、自動装置は障害物の検知を各種センサーで実施しています。どんな高級車でも同じです。しかし、しかしですよ、これらのセンサーは誤作動・誤認識がとても多いのです!

自動装置では、誤作動・誤認識が発生したらドライバーが運転を即時にとって代わることが必要です。ドライバーが運転をとった代わったと自動装置が認識するには、主要運転装置が操作されたときです。

踏み間違い事故は運転者が誤ってブレーキを操作するつもりがアクセルを踏んでしまうことから始まります。どうでしょう? 自動装置は作動しません。

一方、「加速抑制装置」というものがあります。0~15km/h以下作動するものです。確かにある程度の効果はあるかもしれませんが、踏み間違い事故の96%(米国ノースカロライナ州警察データベースより2000~2006年)は走行中に発生しております。しかし、時速何キロで発生したのかについての統計はありません。

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わたしの開発した左足ブレーキ装置は、ブレーキを操作する必要があるときには、ブレーキしか足下になく、従って踏み間違いは完全に発生しません。わたしも科学者の端くれですから完全という言葉を使いたくはないのですが、しかし、完全に防止できます。

 

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