ホンダさん。ちょっとぉ、そりゃないぜ~。燃料電池車は、次世代の基幹燃料になり得る救世主なんです。大東亜戦争がABCD包囲網、すなわち石油禁輸からはじまったことを考えると、水素というのは日本にとって救世主なんです。国産生産できるから。だから、トヨタさん、ENEOSさん、岩谷さんみんな頑張っているんです。それを売れないからといってさっつと逃げるというのは、ホンダさん、本田宗一郎さんはそう教えましたか?
次世代エネルギー車、ホンダ クラリティって知ってますか?
ホンダ クラリティを知っていますか?燃料電池車ですが、リース販売だけなので、モーターショーやイベント以外で見たことのある方は、ごく少数でしょう。なぜ燃料電池車はなかなか普及しないのでしょうか?ホンダ クラリティを紹介しながら、日本の水素ステーションの現状とともにお伝えします。
ホンダ クラリティとは?
ホンダ クラリティとは?
ホンダ クラリティは、ホンダ技研の次世代エネルギー自動車の名称です。2017年現在、国内でリース販売されているクラリティ フューエルセルは、2016年3月に発売されました。
クラリティ フューエルセルは、その名の通り燃料電池車ですが、2017年ニューヨークオートショーでは、PHVのクラリティ プラグインハイブリッドと、EVのクラリティ エレクトリックが世界初披露され、2017年度中に米国で市販される予定になっています。
同じ車台に3種の次世代エネルギーパワートレーンを搭載する、世界でも類を見ない車両です。
クラリティ フューエルセルの走行性能
クラリティ フューエルセルの動力源は、最高出力130kW(177ps)/4,501-9,028rpm、最大トルク300Nm(30.6kgm)/0-3,500rpmを発生するMCF4型電気モーターです。
内燃機関と比較すると、モーター始動時から最大トルクを発揮でき、しかもゼロエミッションという点が目を惹きます。
MCF4型電気モーターに電気を供給するのは、最高出力103kW(140ps)の固体高分子形燃料電池スタック。前身のFCXクラリティ時代のものと比較して、小型薄型になり、ボンネット内のモーター側面に搭載可能になりました。
ちなみにトヨタ MIRAIの燃料電池スタックは、座席床下に設置されます。
航続距離750km、最高速度160kmなので、日常走行では申し分のない性能です。
ホンダ クラリティフューエルセルの燃料費
気になる圧縮水素の価格は、調都内某水素ステーションでは1,080円/kg。kgあたりで、ほぼ100kmを走行可能となっています。
燃費40km/Lのハイブリッド車なら2.5Lのガソリンで100kmの走行が可能ですから、コストは300~400円。
クラリティ フューエルセルのランニングコストは、やや割高と言わざるを得ませんが、こちらにはZEVという魅力があります。
ちなみに1回で概ね4.5~5kgの圧縮水素が充填できます。価格的には4,800~5,400円ですから、レギュラーガソリン40~45L相応の価格です。
ホンダ クラリティ プラグインハイブリッドの概要
2017年に公開されたプラグインハイブリッドモデルは、17kWhのバッテリーを搭載し、EV走行距離は40マイル(約64km)以上とアナウンスされています。
バッテリー満充電に必要時間は2時間30分(240V電源使用時)。ハイブリッドシステムと組み合わされるアトキンソンサイクルエンジンは、1.5L。
日本で発売されたら、自動車税が満額課税されたとしても34,500円です。コストを抑えて所有できそうですね。
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