ペダル踏み間違い事故原因について

07 7月 2016

ペダル踏み間違い事故と呼ばれる事故形態の約96%は、前進か後進かどちらかでも走行中に発生している。走行するためにアクセル操作をして次に停止乃至は減速するためにブレーキ操作を行うべきところアクセル操作を行うために発生する。このことについて「人間は何万回かに一回、踏み変えをすることを忘れるかあるいは踏み変えたと思いこむことから踏み間違いが発生する」という仮説を立脚した。一旦踏み間違いが発生し車体が急加速を開始すると、死の恐怖を感じ行動規範を制御する脳の前頭前野皮質が機能不全を起こしてしまう。ポーツマス大学のジョンリーチ博士の仮説によれば脳が一旦機能不全を起こすと、機能不全を起こす直前の行動を継続してしまうとのことがある。この場合は「ペダルを踏みこむ」という行動となる。

 

Ptsd-brain

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ジョンリーチ博士

 

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