新東名
「110キロ」試行半年 人身事故は減少 /静岡
新東名高速道路の新静岡インターチェンジ(IC)-森掛川ICの50キロ区間で最高速度が試験的に110キロに引き上げられて半年が過ぎた。県警は、試行区間での交通事故の発生や取り締まり状況について発表した。
高速隊は試行について「今のところ順調」としながらも、最低1年間は試行期間を続けるとしている。担当者は「最高速度が引き上げられたからと言って、110キロで運転しなくてはいけないわけではない。交通環境に応じた安全な速度を守ってほしい」と話した。【高場悠】
(大野註)交通環境とは:「流れ」のことでしょうね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
このような結果でした。個人的に言えば: 100k/mから110km/hに増加したということは、運転者の常識から言えば、警察の取り締まりを受けることなく100+10=110km/hで走っていたものが110+10=120km/hで走れるということです。
ちなみに:
100km/hで走行すれば、1秒間27.78m走行します。
110km/hで走行すれば、1秒間30.56m走行します。
120km/hで走行すれば、1秒間33.33m走行します。
それでブレーキ性能はいままで通りですので、100km/hで走行している時と110km/hで走行している時では単純に考えて「止ること」に関しては明らかに「不利」だといえますね。
問題は100km/hという今までの速度制限とは何だったのか? 同じ道路条件(道路環境)で110km/hにすればどんなメリットが生じるのか?
単純に目的地に早く到着できるのか?? ということを考えてしまいます。
画像出典:Wikipedia
トラックバックURL