川崎に水素自家生産定置式水素ステーション完成

06 5月 2018

2018年5月現在、日本には全部で101か所あり移動式の場合は複数個所にまたがるものもあります。そのうち水素を現地で自家製造するものは知っている限りここ川崎の日本リキード水素ステーションです。頑張っているENEOSさんは全て外から水素をもってくる形だと思います。以下2018/04/04(水)インプレスSmartGridニューズレター編集部記事から:

日本エア・リキードは、神奈川県川崎市内に建設中だった水素ステーション「川崎水素ステーション」の営業を開始した。

日本エア・リキードは2018年3月30日、神奈川県川崎市内に建設中だった水素ステーション「川崎水素ステーション」の営業を開始した。2017年11月に建設を開始し、2018年4月の営業を目指していたが、予定よりも早く、2018年3月中に営業開始となった。

図 営業を開始した「川崎水素ステーション」

図 営業を開始した「川崎水素ステーション」

出所 日本エア・リキード

川崎水素ステーションの所在地は、川崎市川崎区小島町。近隣には首都高速神奈川6号川崎線の「殿町」出入り口と、首都高速神奈川1号横羽線の「大師」出入り口がある。首都高利用者が便利に使える水素ステーションとなりそうだ。

建設工事では、圧縮機など水素ステーションを構成する主要機器を1つのパッケージに収めるエア・リキード独自の「標準パッケージ方式」を新たに採用し、工期短縮とコスト削減、設置面積減少を図った。

ちなみに、現時点で日本国内で稼働している水素ステーションの数はおよそ101カ所。日本政府は2017年12月に決定した「水素基本戦略」で、国内の水素ステーションの数を2020年には160カ所、2025年には320カ所、2030年には900カ所とする目標を掲げている。日本水素ステーションネットワークは、2021年度までの4年間でおよそ20カ所の水素ステーションを新たに建設することを目標としている。

ステーションには車両に水素を充填するディスペンサーを1基だけ設置する。車両への水素充填圧力は82MPa。トヨタ自動車の「MIRAI」や、本田技研工業の「CLARITY FUEL CELL」に対応できる圧力となっている。3分以内で燃料電池車1台に水素を充填できる。ステーション全体の水素供給能力は1時間当たり300Nm3。燃料電池車6台に水素を満充填できる量だ。

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ここまでわたしの家がある横須賀から約40分です。まだまだ遠いなー。日本エアリキードは、横須賀YRP(横須賀リサーチパーク)に研究拠点を定めました。日本リキード社は医療用ガスのリーディングカンパニーであるエアリキード社(仏)の日本法人です。その縁から横須賀にも早く作って欲しいです。

2018年5月8日に電話(044-280-6978)で取材したところ、日本エアリキード川崎水素ステーションは、川崎市小島新町の本社敷地隣にあるそうです。水素のお値段は1kg=¥1,200です(全国のENEOS水素スタンドでは、1kg=¥1,000です)。2018年5月8日現在クレジットカードは使えないそうです。先月2018年4月に同所を訪れた燃料電池車は、10台だったそうです。

 

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