AT車のブレーキペダルがMT車より大きい理由とは?実は左足ブレーキが正解!?

28 9月 2017

面白い記事がありました。わたしの仕事とも重なりますので取り上げます。

自動車雑誌(WEB版)より

AT車(オートマ車)のブレーキペダルがMT車(マニュアル車)に比べて大きいことをご存知ですか?

さて、なぜ大きさに違いがあるのでしょうか? そのヒントは「左足ブレーキ」にあります! ブレーキペダルの大きさには自動車の歴史も関係していたのです!それでは、ご覧ください!

画像出典:Wikipedia MOBY 左:AT車のペダル 右:MT車のペダル

AT車のブレーキペダルは左足で踏みやすいように設計された!

AT車を普及させたアメリカの自動車メーカーは、AT車のブレーキペダルは申し合わせたかのように自然と踏みやすい大きなものとなっていました。
これは、『右足でアクセル、左足でブレーキという概念が根底にあったようです。』

この記事は何を根拠に書かれているか判りません

特に下線部。何の根拠も示されていません。わたしのように「左足ブレーキ装置」を提唱する者にとって、この文章は見過ごせません。

<左足でブレーキという概念(?)が根底に・・・・・> ほんとですか?

少なくともアメリカでは、何故、左足でブレーキを踏む必要があったのかについて理由を示してほしかったと思います。

動画出典:Youtube MOBY

この動画だけでは、左足でブレーキを操作する意味が解りません。それは、左足を常にブレーキペダルの左側に置き、ブレーキを操作するときは、「右足の踏み変え操作」と同じような動作をしています。これではあまり意味がありません。それは、この位置のブレーキペダルでは、足を乗せて置くには少々居づらく、また、吊り下げ式ペダルであるため足を常時乗せると半ブレーキ状態になり易いからです。

半ブレーキ状態のまま一定時間以上走ればブレーキから発火、炎上する可能性が大変大きくなります。

左足ブレーキ装置の特徴は大きく2つです。

1.ペダル踏み間違いを防ぐことができます。

2.左足を常時ブレーキペダルを乗せて置ければ、「空走距離」が限りなく少なくなります。

で、結局、ブレーキペダルの踏み面を大きくしたというのは、設計エンジニア(デザイナー?)が「こうしたほうがブレーキ踏みやすいのではないかな~」と考えたことに過ぎないと思います。エンジニアの単なる自己満足です!

 

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