話題のトヤタ ヤリスって?

03 2月 2021

2020年2月にトヨタ自工から販売開始された「トヨタヤリス」。なんでも凄い人気なんだそう。

何が人気なのか探ってみます。どうもトヨタヴィッツからヤリスに変更になったらしいです:

トヨタ ヤリス

画像出典:Wikipedia CarMe

トヨタ ヤリス

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ヴィッツからヤリスに車名変更になった?販売時期は?

まず「ヤリス」という車種名を聞いて「?」となる人もいるかもしれません。ヤリスは国内で販売されている「ヴィッツ」の海外仕様の車種名です。基本的に同一車種であるヴィッツとヤリス。今回のフルモデルチェンジで、国内モデルもヤリスという車種名が使われるようになり、全世界で車種名が統一されることとなりました。
ヤリスは1999年に初代が国内外で販売された事実上スターレットの後継となるコンパクトハッチバックカーで、今回のフルモデルチェンジで4代目となります。国内はもちろん、ヨーロッパ市場でも高い評価を受けているヤリスは、コンパクトハッチバック市場に影響を与えた1台とも言われています。トヨタから販売されている新型ヤリスの販売開始は2020年2月中旬予定です。(4WDのガソリンモデルは2020年4月予定)

トヨタ ヤリス WRC

画像出典:Wikipedia CarMe

ヤリスはラリーなどでも活躍するクルマ

ヤリスはエントリーカーながら、様々なモータースポーツで活躍を見せています。近年はヤリスをベースにしたワールドラリーカー「トヨタ・ヤリスWRC」で参戦する、世界ラリー選手権(WRC)での活躍が目覚ましく、2017年シーズンからの参戦ながら翌2018年シーズンにマニュファクチャラーズチャンピオンを獲得しています。

また、エントリーモデルゆえの車両価格の安さや、各種パーツの安さなどから入門カテゴリーでもベース車両として使用されるケースも多いです。2000年から国内で始まったワンメイクレース(同一車種でのレース)では、日本初のナンバー付きレースとしてスタートし、ユーザーのモータースポーツ参加の敷居を下げた人気の参加型カテゴリーとなり、現在でも日本各地のサーキットで開催されています。このレースが人気となったことで、他メーカーもナンバー付きの車両によるワンメイクレースを開催するようになりました。

トヨタ ヤリス 1.0Lエンジン&Super CVT-i(1KR-FE)

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ヤリスのグレードとエンジンの種類

新型ヤリスのパワートレインは1.0リッターガソリンモデル、1.5リッターガソリンモデル、1.5リッターハイブリットモデルの3本が基本となり、それぞれのパワートレインにX・G・Zの3グレードが用意されます。(1.0ガソリンモデルはX・M package・Gの3つ)さらに1.5リッターガソリンモデルには6速マニュアルや4WDも用意され、1.5リッターハイブリットモデルには電気式4WDシステム「E-Four」が用意されます。

トヨタ ヤリス 1.5Lダイナミックフォースエンジン&Direct Shift-CVT

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注目なのは新開発の1.5リッターエンジン。今回のフルモデルチェンジから1.5リッターモデルも3気筒となり、初めて全グレード(現在発表されている限り)3気筒となりました。3気筒へ変更となったこともあり、ロングストローク化され、バルブ挟角拡大や高速燃焼技術が採用され低燃費と高出力の両立を実現しました。

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なるほど、3気筒エンジンなんてめずらしいです:

Webモーターマガジン

大トルクと低燃費を両立させる直列3気筒エンジン

マイナーなイメージを持たれがちだった直列3気筒エンジンが、ここ数年で国の内外を問わず1.5L以下エンジンの主流レイアウトになっている。

BMWは1.5L直列3気筒ターボエンジンを現行の1シリーズ、2シリーズとMINIに搭載している。フォルクスワーゲンもTクロスやポロに1L直列3気筒ターボを搭載し、傘下のプレミアムブランド アウディでもQ2に搭載する。

日本ではデビューしたてのダイハツ ロッキー/トヨタ ライズに1L直列3気筒ターボエンジンが搭載され、2020年2月に発売される新型トヨタ ヤリスの1.5L車では、直列3気筒自然吸気エンジンを採用する。

直列3気筒エンジンを搭載する大きな理由は、経済性とコンパクトさ、そして設計を含めた製造の合理化だ。一般にガソリンエンジンは同じ排気量なら、気筒数が少ない方がトルクが太くなる。日常の運転には最大トルクが大きく関係し、最大トルクを低い回転数で発生できる動力ユニットを搭載すれば、俊敏で加速の良い車両になる。

さらに同じ排気量で気筒数が少ないと、シリンダー内の冷却効果が下がるためエネルギーロスが少なくなる。このため、燃費向上が期待できる。つまり直列3気筒エンジンは、同クラスの直列4気筒よりトルク感があり、燃費でも優位に立てる傾向があるということだ。

画像: フォルクスワーゲンの新型コンパクトSUV「Tクロス」には、1L直列3気筒ターボエンジンが搭載されている。
画像出典:Wikipedia
フォルクスワーゲンの新型コンパクトSUV「Tクロス」には、1L直列3気筒ターボエンジンが搭載されている。

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要するに、人々はこんなクルマを求めていたんですね。

動画出典:youtube

 

動画出典:youtube

う~む。約1tで270馬力って凄くないですか? レーシングカーですよね。

豊田章男社長の気持ちは良く解りました。

このヤリス、レーシングパックというのがあって、マットとか言う自動車評論家らしきイギリス人が解説している動画がありました。以下:

だけどね、

こんなの買ったらついアクセル踏んでしまいますよね、市街地で。速いクルマなんて必要なの?

社長もご存じの東池袋ペダル踏み間違い事故をどう思いますか? 黙って口を拭っているだけでよいのですか??

 

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