サザビーというのは有名なアンティークオークションの会社です。フェラーリ365GTB/4というのはフェラーリデイトナというレースの名前が冠された愛称をもつクルマです。そしてアルミボディのレース専用車が5台造られ、そのうちの1台が公道走行仕様でした。その1台こそが今回発見され、オークションにかけられた個体です。
フェラーリ365GTBとは、こんなクルマです。Wikipediaより以下:
フェラーリ365GTB/4(デイトナ) | |
---|---|
前期型
後期型
リアビュー
|
|
販売期間 | 1968年 – 1973年 |
デザイン | ピニンファリーナ |
乗車定員 | 2名 |
ボディタイプ | 2ドア クーペ 2ドア スパイダー |
エンジン | V型12気筒 DOHC 4,390cc |
駆動方式 | FR |
最高出力 | 352馬力(DIN)/7,500rpm |
変速機 | 5速MT |
サスペンション | 前・後共に独立 ダブルウィッシュボーン コイル |
全長 | 4,425mm |
全幅 | 1,760mm |
全高 | 1,245mm |
ホイールベース | 2,400mm |
車両重量 | 1,280kg |
ブレーキシステム | 前・後共にディスク式 |
最高速度 | 280km/h |
先代 | 275GTB/4 |
後継 | 365BB |
岐阜県の納屋の中から、世界に1台しかないフェラーリが「発掘」されました。世界中から注目されたこのクルマは2017年9月9日にイタリアのフェラーリ工場で開催されたオークションに出品され、約2億3千万円で落札されました。なんでも洗車しないで埃にまみれたまま出品するのが昨今の流行だそうです。
フェラーリデイトナのなかでも、とりわけ希少なのが、デイトナ24時間耐久レース※¹ 用につくられたアルミ合金製のモデルです。製造数は、わずか5台です。そのうち公道でも走行可能なものは1台しかないとされていますが、その1台が岐阜県にある納屋から見つかりました。
※¹:アメリカフロリダ州デイトナで1962年に3時間のレースとして始りました。1964年には2千kmレースに拡張されたが、1966年に現在の24時間レースになりました。
画像出典:Wikipedia
動画出典:Youtube
トラックバックURL