アメリカ大統領専用車とは、分厚い防弾ガラス(約12.5cm≒5インチ以上のアクリルガラス)に囲まれた防弾・耐爆仕様のクルマです。如何にアメリカが危ない国かわかりますね。ドアを開けた時の厚みでわかります。車両重量は8トンだそうです。価格はUS150万ドル? ¥120=1US$とすると、1億8千万円だという説とUS30万ドル? 3千6百万円という説があります。
ビーストの驚くべき仕様とは:
■生物兵器、バイオテロ対策として、キャビンは完全に密閉される。
■使用しているタイヤはパンク耐性があるが、万が一タイヤが吹き飛ばされた場合、リムのみで走行が可能。
■燃料タンクは、フォームシールにより密封されているため直接銃撃等を受けても爆発しない。
■窓は運転席の窓のみ、3インチ(約7.6cm)だけ開く。
■車体下は爆弾、手榴弾から守るため耐爆処理が施されている。
■車体の素材には鉄鋼、アルミニウム、チタン、セラミックを利用。
■万が一の事態に備え、消防設備、酸素供給、大統領と同じ血液型の血液が格納されている。
■重さは約8トン。
■催涙ガス砲と夜間視界カメラが、車の前部に隠されてる。
■衛星電話が内蔵されており、ペンタゴンとの直接回線が可能。
以上出典:
この8トンのクルマを動かすエンジンは、最高機密のためよくわかりませんが、なんでもディーゼルエンジンであり、最高速度は時速100km程度だそうです。大統領は国内はもとより、海外出張にもこのクルマを運んで使います。日本では、米空軍輸送機C-5に3~5台積載して横田基地まで運びました。なんでも全部で12台あるそうです。
ドアの厚みにご注目
画像出典:RESPONCE カーナリズム
この大統領車が腹をこすって動けなくなった面白い動画です。以下:
動画出典:Youtube
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