衝撃! 踏み間違いで電車に突っ込む

09 6月 2018

大阪で通過中の列車に突っ込むという衝撃的な踏み間違い事故がありました。以下:

列車にクルマ突っ込む、運転士は気がつかず–ペダル踏み間違えか

8日早朝、奈良県桜井市内にある近鉄大阪線の踏切で、遮断機や警報機が作動した後に踏切内へ進入してきた軽乗用車が通過列車の側面に衝突する事故が起きた。クルマは大破したが、列車の運転士は衝突に気がつかず次駅まで止まらずに進んだ。

奈良県警・桜井署によると、事故が起きたのは2018年6月8日の午前6時50分ごろ。桜井市大福付近にある近鉄大阪線の踏切で、遮断機や警報機が作動した後に踏切内に進入してきた軽乗用車と、下り快速急行列車(上本町発/鳥羽行き、6両編成)が衝突した。

クルマは列車の前から3両目に衝突して大破。現場近くに住む80歳の男性と77歳の女性は車外に投げ出され、全身強打でまもなく死亡した。列車の乗客乗員約300人にケガはなかった。

側面部への衝突だったこともあり、事故を起こした列車の運転士は衝突したことに気がつかず、そのまま約1.5km先にある次の停車駅(桜井駅)まで進行。大破したクルマは対向列車の運転士が発見したという。

目撃者によると、クルマは踏切待ちのために停車していたが、列車が差し掛かる直前に遮断棹を破壊して踏切内へ進入。手前側の線路を通過した列車の左側面に突っ込んだようだ。(大野註:遮断機がおりて列車通過中に停車しているのになんで踏み間違いをしたのか? あるいは列車の通過がすぐだとしてギアを)

警察ではアクセルとブレーキを踏み間違えた可能性が高いと判断。運転者の特定を進めている。

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列車に突っ込む踏み間違い事故は、随分起きているようです。以下やはりレスポンスからの記事:

(2017年5月16日(火) 15時36分配信)

踏切待ちをしていたクルマ、ペダル踏み間違えで列車に突っ込む

15日午前11時40分ごろ、愛知県安城市内にあるJR東海道本線の踏切で、踏切待ちをしていたワゴン車が突然加速。通過していた普通列車の側面部に突っ込む事故が起きた。クルマの運転者がペダルを踏み間違えたという。

愛知県警・安城署によると、現場は安城市御幸本町付近(安城~西岡崎駅間)にある踏切。警報機と遮断機が設置されている。ワゴン車は踏切待ちをしていた際に突然加速。遮断棹を押し出すようにして踏切内へ進入し、通過していた上り普通列車(岐阜発/岡崎行き、6両編成)の最後部車両、左側面部に突っ込む状態で衝突した。

クルマは軌道外に押し出されて中破したもの、運転していた58歳の男性にケガはなく、列車の乗客乗員約50人も無事だった。

聴取に対して男性は「シフトレバーをドライブ位置に切り替えたらクルマが動き出した。ブレーキを踏もうとしたが、誤ってアクセルを踏み込んでしまった」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

下線部を見てください。こちらは解りやすいです。

つまり、ギアをドライブに切り替えたら(大野註:この場合、多分ギアはニュートラルに入っていたのでしょう。だからブレーキを踏まずともドライブ位置にシフトできたと思われます。そしてブレーキを踏もうとしてアクセルを踏んだためにクルマが動き出したと思われます)

 

動画出典:youtube

踏切での停止踏み間違い事故怖いですね。

どうもこれらの事故は、昨日(2018年6月8日)発生した列車に衝突した踏み間違い事故は:

産経WEST2018.6.9 11:05更新

病院駐車場フェンス突き破り…車が線路に落下 電車と接触、1人死亡

9日午前9時20分ごろ、大阪府大東市谷川のJR片町線野崎-住道(すみのどう)間の線路で、乗用車が隣接する野崎徳洲会病院の駐車場のフェンスを突き破って数メートル下の線路に進入し、通過中の京橋発四条畷行き普通電車(7両編成)と衝突した。 大阪府警四條畷署によると、乗用車は線路脇で横転し、運転していた同市寺川の自営業、法本(のりもと)憲治さん(70)が死亡。助手席の妻、永子さん(64)が軽傷を負ったほか、電車の乗客1人が体調不良を訴えて病院に搬送された。同署はブレーキとアクセルを踏み間違えた可能性もあるとみて、詳しい原因を調べている。

同署などによると、憲治さんの車が駐車場の入り口で立ち往生し、バックした際に、後続の乗用車と衝突。直後に急発進して入り口のバーを突っ切り、約100メートル先のフェンスを突き破って線路に落下した。永子さんは電車と衝突する前に車内から脱出したという。2人は通院のため病院を訪れていた。

JR西日本によると、横転している車を見つけた運転手が急ブレーキをかけたが間に合わなかったという。同線は放出-長尾間で一時運転を見合わせた。 現場はJR野崎駅の南約900メートルの工場や住宅が立ち並ぶ地域。

診察のため病院を訪れていたという大東市の建築業の男性(31)は、「(転落した車は)バーが上がらなかったのか、後ろの車に『下がってほしい』と合図するようにクラクションを鳴らしていた。急にバックし後ろの車に接触した後、急発進して猛スピードで直進し、フェンスを突き破り転落した」と話した。

電車の5両目に乗っていた中学3年の女子生徒(14)は「『ドーン』と大きな音がして急ブレーキがかかり、車内の電気が消えた。衝突した車の近くで、年配の女性が動揺した様子で何かを叫んでいた」と事故当時の様子を振り返った。

電車の乗客の中には、気分が悪くなりその場に座り込む人もいたという。約40分後に車両から出た女子生徒は「悲惨な様子だった」と暗い表情を浮かべた。

画像出典:Wikipedia

 

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