イノシシと衝突し路肩に停車した高速バスに後ろから大型トラック追突

02 12月 2016

2016年12月2日午前0時50分ごろ、広島県安芸高田市甲田町深瀬の中国自動車道上り線で、イノシシと衝突して車体の被害を調べるために路肩に止まっていた阪神バスと大型トラック2台の追突事故が起きました。最後に追突したトラック運転手の男性(43)が重傷、バスの乗客ら5人が軽傷でした。広島県警によると、イノシシに衝突したバスが路肩に停車中、後方から来たトラックがバスに追突し、さらに走行車線に止まっていたトラックに、別のトラックが追突しました。現場は片側2車線の左カーブ。阪神バス(兵庫県尼崎市)によると、イノシシとの衝突によるバスの損傷状況を確認するため、ハザードランプを点灯して路肩に停車していたということです。〔以上記事は共同通信〕

7aed82059a46faed670937d119233710 wst1612020025-p1

画像出典:Wikipedia

わたしは昨夕2016年12月1日16時45分頃、横浜横須賀道路で先行車の車体の下から突然出現したブルーシートを轢過したばかりなので、この事故を知って考えさせられました。イノシシ、鹿など大型動物の飛び出しは避けようがありません。このバスも突然飛び出してきたイノシシと衝突したのでしょうが、大型動物だけに車体の損害状況を調べなければなりません。また、死骸が道路上に横たわっていた場合には、日本道路公団に連絡をして道路上に障害物があることを連絡しなければなりません。しかし、道路脇に電話があるものの、路肩に停止すれば危ないのではないかとの危惧もあります。高速道路の路肩に駐車しているクルマに衝突する事故が大変に多いからです。しかし何故?走行車線を通行していれば路肩に駐車している車両には衝突することなく通行できるはずです。それとも車線を塞いでいる何かがあって咄嗟に路肩の方にステアリングを切る必要があったのでしょうか?是非ともバスに追突したトラックの運転者に訊ねたいです。また、夜中の事故ですので前照灯はロービームだったのかハイビームだったのか調査したいところです。

mqdefault o0800060011244582148

bhpg905bxu5gyevfzxxb ex

画像出典:Wikipedia 上右:ブルーシートは結構落ちています 下左:各種落とし物(出典:日本道路公団)

先行車がいる場合の前照灯ハイビーム点灯は、約50m車間距離があれば、点灯して良いことになっていますが、実情は『眩しい』と先行車から文句をつけられるのではないでしょうか? ハイビームの常態使用をできるだけ認知するような社会的な合意ができないものでしょうか?少なくとも全メーカーの全車種に自動ハイ・ロービーム装置の装着運動を展開していきたいものです。

コメントする

お名前・メールアドレス・コメントは必須です。
メールアドレスは公開されません。

トラックバックURL