新中央航空セスナ172墜落

04 6月 2017

小型機の4人全員死亡北ア山中で発見-訓練飛行で墜落か・富山

この事故をここで取り上げさせていただくのは、事故機セスナ172P型機はわたしにとって誠に思い出深い機体だからです。この機体で単独飛行に出、この機体でアメリカの空を飛び回り、帰国してからはこの機体で日本の事業用操縦士免許を取得しました。教官役の方が計器飛行ができるかどうかまだ明らかにはなっていませんが、写真を見る限り雲中飛行(霧)になって山腹に接触したように見えます。また、エンジン部分がすっぽり脱落しています。以下WEB時事通信ニュースより転載しました(時事ドットコムニュース)。

富山県立山町の山中に4人乗りの小型機が墜落した事故で、県警は4日午前5時ごろ、北アルプス「獅子岳」の標高約2300メートルの南東斜面で、墜落したとみられる機体を発見した。機内から4人を救助して病院に搬送したが、全員の死亡が確認された。県警は、司法解剖して死因の特定を急ぐとともに、事故原因を調べる。
運輸安全委員会は同日、航空事故調査官2人を現地に派遣した。
死亡したのは、長野県松本市の木下孝雄さん(57)▽同県岡谷市の小口英児さん(48)▽同県下諏訪町の河西勝基さん(21)▽同県富士見町の樋口和樹さん(22)。
墜落したのは、新中央航空(茨城県龍ケ崎市)が運航する単発のプロペラ機「セスナ172P型」。同社によると、小口さんの訓練飛行のため3日午前、長野県の松本空港から富山空港に約1時間かけて到着。午後に松本空港に戻る途中、墜落したとみられる。機体は5月22、23両日の100時間点検では異常なかったという。
往路は小口さんが操縦し、木下さんが安全確保のため教官席に同乗。悪天候が予想される北アルプス上空を迂回(うかい)し、日本海側を通るルートを設定した。復路は天候回復を見込み、直線的なルートを取る予定だったという。
富山県警によると、同機は午後2時25分ごろ富山空港を離陸したが、同3時ごろ河西さんとみられる男性から「墜落した。足が挟まれて動けない」「前の2人は意識がなく、後ろの2人は意識がある」などと携帯電話で110番があり、その後連絡がつかなくなった。小口さんと河西さん、樋口さんは同じ会社の同僚という。
事故当時、現場付近は悪天候だったとみられ、県警は3日の捜索を夜に中断、4日早朝から再開していた。(2017/06/04-18:11)

航空事故調査委員会(国家安全輸送委員会)の調査結果などフォローしていきたいと思っています。とりあえず事故速報です。また、乗員のひとりから午後3時ころ墜落したとの連絡があったことから墜落当時は生きていらしたのですね。残念です。

画像出典:Wikipedia

 

動画出典:youtube

 

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