ペダル踏み間違い事故は高齢者だけ?

27 1月 2019

毎日新聞は相当偏向しています。こんどの記事もまるで高齢者だけが事故を起こしているような書きっぷりです。でも違うんですよ、みなさん。むしろ若い人に多いんです。以下:

平成17年~19年までの統計。

画像出典:Wikipedia

 

ねっ、みなさん、決して高齢者だけではなく、満遍なく各年齢層で発生しているのです。特にこのグラフは18歳以上22歳までの若年層で多く発生していることを明確に示しています。しかるに毎日新聞では、高齢者は免許証を返納して運転するのを止めろという論調に持っていっています。

違うんです。この事故は、クルマ自体の欠陥によって発生するんです。欠陥という言い方が不適切であれば、『人間の過失を誘発する』デザインです。すなわち不適切設計。

9歳娘の無念、無駄にせぬ 高齢者運転死亡事故1年

1/27(日) 7:01配信
毎日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190127-00000003-mai-soci

9歳娘の無念、無駄にせぬ 高齢者運転死亡事故1年
昨年度の3学期修了式後、クラスメートから友依さんへのメッセージが書かれた紙製のかばんを、遺族は学校から受け取った。かばんの中には、友依さんの版画などが入っていた=岡山県赤磐市で2018年7月4日午前11時36分、益川量平撮影

岡山県赤磐(あかいわ)市で昨年1月、多重事故に巻き込まれた小学4年の女児が死亡した事故は、30日で発生から1年を迎える。事故の発端は高齢ドライバーがアクセルとブレーキを踏み間違えたことだった。女児の父親が毎日新聞の取材に応じ、「高齢ドライバーによる事故がなくなるよう、対策を考えてほしい」と再発防止を訴えた。

亡くなったのは藤原友依(ゆい)さん(当時9歳)。仕事中だった父卓也さん(41)は、家族からの電話で事故を知らされた。対面したのは3時間後の午後7時ごろ。体に目立った外傷はなく、今にも「パパ!」と呼んできそうな気がした。

買い物が大好きだった友依さんは、卓也さんがスーパーマーケットに行こうとすると、いつも「連れて行って」と手を引っ張った。今も街で小さい女の子を見かけると、寂しさがこみ上げる。「可愛くて大切な娘だった。1年たってもその気持ちは何も変わらない」。事故で傷がついたランドセルは、家にそのまま残してある。

岡山地検などによると、事故を起こした女性は約50年間無事故のゴールド免許保有者だった。当日は普段乗っていたマニュアルの軽トラックを孫に貸しており、不慣れなオートマチックの乗用車で親族宅を訪問。岡山市内で車と接触する物損事故を起こしたが、帰宅するため再び車に乗り、現場で車を暴走させた。公判では「もう二度と運転しない」と述べた。

今も高齢者の運転ミスによる事故は後を絶たない。藤原さん一家が住む赤磐市は人口4万人ほど。都市部ほど公共交通が発達しておらず、マイカーが高齢者の生活を支えていることは理解しているが、やりきれない思いは消えない。

運転に不安があれば自ら免許を返納してほしいと願う。そのためには自動運転や自動ブレーキの技術向上、乗り合いタクシーやコミュニティーバスといった代替の交通手段が不可欠だ。「同じような事故を減らしてもらわないと、娘が命を落とした意味がなくなる。国や自治体、企業には、対策に取り組んでほしい」と訴える。【益川量平】

【ことば】岡山県赤磐市の女児死亡事故

岡山県赤磐市の県道で2018年1月30日夕、乗用車を運転していた女性(71)がアクセルとブレーキを踏み間違えて車を暴走させ、前を走っていた軽トラックに追突。軽トラックは歩道に突っ込み集団下校中の児童をはね、児童1人が死亡、児童4人を含む9人が重軽傷を負った。岡山地裁は同年7月、女性に禁錮3年、執行猶予5年を言い渡し、判決が確定した。

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ね。毎日新聞記者 益川量平さん、あなたペダル踏み間違い事故に対する取材が不十分ですよ。不十分な認識のまま、社会の公器である新聞を使ってこんな記事書いていいんですか?

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