ゴーン、再逮捕4回目

04 4月 2019

2019年4月4日、ゴーン再逮捕(特別背任容疑 4回目)です。ルノーからも訴追の怖れ。カルロス・ゴーン・ビシャナ容疑者次々に悪事が暴かれていきます。流石のおフランスも庇いきれなくなっています(倫理規定に反する支出)。ベルサイユ宮殿貸し切りで結婚式、子弟4人の学費6600万円、私有クルーザー購入費用9億円。その他息子の会社開業資金、自分個人の会社に送金など、こいつふざけていますね。ニッサンの株主は株主訴訟を提議したほうがよさそうです。

さて、保釈金10億円はどうなるかというと、保釈条件を破らなければ公判後に返されるそうです。しかし、TWITTERを開設したことやなにか不審な行動等、返されなくなる怖れもありますね。今回逮捕されたので保釈もナニもないですが。

イトマン事件の許永中・元不動産管理会社代表は、裁判所の許可を得て韓国に行き、その後に逃亡を図りました。保釈は取り消され、保釈金の6億円は全額が没収された例もあります。産経新聞WEB版から以下:

ゴーン被告再逮捕 東京地検特捜部 オマーン資金流用疑い

2019.4.4 07:35

会社法違反(特別背任)などの罪で起訴された日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン被告(65)が、オマーンの販売代理店側に日産資金を不正に支出し、一部を流用した疑いがあるとして、東京地検特捜部は4日、同法違反(特別背任)容疑でゴーン被告を再逮捕した。昨年11月19日以降、逮捕は4回目。ゴーン容疑者は3月6日に108日間の勾留を経て保釈されたばかりだが、再び勾留された。

関係者によると、日産の最高経営責任者(CEO)だったゴーン容疑者は平成24年以降、日産子会社「中東日産」(アラブ首長国連邦)を通じ、オマーンの販売代理店、スハイル・バハワン自動車(SBA)に、自身が直轄する「CEOリザーブ」という予備費から毎年数億円ずつ、計約35億円を支出していた。SBAオーナーのスハイル・バハワン氏は、ゴーン容疑者の友人で、資金は、インセンティブ(報奨金)に偽装して支出させた疑いがある。

SBAの経理担当幹部もゴーン容疑者と親しく、27年頃、レバノンにグッド・フェイス・インベストメンツ(GFI)という投資会社を設立し、代表に就任。GFIには経理担当幹部の個人口座から計数十億円が送金されており、このうち約9億円が、ゴーン容疑者の妻が代表を務める会社に移され、ゴーン容疑者が使っていた大型クルーザー(約16億円)の購入費に充てられた疑いがあるという。

GFIからは、ゴーン容疑者の息子がCEOを務める米国の投資会社側にも送金されていた疑いがある。

ゴーン容疑者は21年1月頃、バハワン氏から私的に約30億円を借り入れ、既に全額が返済されたといい、約35億円が借金返済に充てられた可能性もある。

 ゴーン容疑者はこれまでの特捜部の調べに、「報奨金であり、正当な支出」などと主張している。

ゴーン容疑者は平成20年10月、私的投資で生じた約18億5千万円の評価損を日産に付け替えたほか、信用保証に協力したサウジアラビアの友人側に21~24年、約12億8400万円を入金させたとされる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こいつは、ニッサンの厚木工場を閉鎖し何千人もの首を切りました。この人たちの怨念がこもった逮捕のような気がしています。

 

コメントする

お名前・メールアドレス・コメントは必須です。
メールアドレスは公開されません。

トラックバックURL