みなさん、あけましておめでとうございます。2018年も旧年中同様よろしくお願いします。 さて:
昔々、1970年代に作家野坂昭如(のさかあきゆき 故人)が「男と女の間にわぁー、深くて暗い川があるぅ(暗くて深いだったかも?)」と歌いました。
自動運転レベル3とレベル4の間にも深くて暗い川があります。それは:
自動運転装置に誤作動・誤認識など不具合が起こったとき、自動運転レベル3では:
<人間(運転者)がクルマの制御を取って代わらなければなりません(*1)>
自動運転装置に誤作動・誤認識など不具合が起こったとき、自動運転レベル4では:
<AI(人工知能)が誤作動・誤認識を認識して相応の対応を自動的にとり、人間の関知はありません(*2)>
レベル3:(*1) 装置の不具合検知から人間がクルマの制御を取って代わって、状況の認識、その対応にどのくらいの時間が残されているかわかりませんが、不幸にして事故になったら=<運転者が最終責任を取る>のでしょうね。
レベル4:(*2) 装置の不具合検知があれば、AIがそれを認識し、人間の手を借りることなく自分で状況の認識を行い対応します。不幸にして事故になったら=<車のメーカーあるいは、日本政府の保証(2017年12月現在では、自動運転車が外部からハッキングされて事故になった場合のみ)>となります。
これは完全に消費者をだまそうとしていませんか?
画像出典:Wikipedia
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