燃費の決め方 J08 vs 10・15 vs 実際

08 9月 2016

国土交通省が燃費のカタログデータ記載の方法として決めているやり方があります。J08モードとして知られている方法です。燃費計測の方法は実は各メーカー平等に計測できるためには、一般公道で計測する訳にはいきません。気象状況や風の抵抗とか路面の摩擦抵抗とか条件が違ってくるからです。だからシャーシダイナモという車台の上に乗せて計測します。J08モードが採用される前の10・15モードは実際の燃費とは乖離が大きすぎるとして評判が悪かったのです。そこで『若干』の改善を図って制定したのがJ08モードです。しかし、それでも現実の燃費との乖離が大きすぎます。なんとかならないものでしょうか?

三菱自動車がここでデータの不正を行って大問題となり、ニッサン自動車に事実上吸収されてしまったのがつい最近のことです。VWもディーゼルエンジンの排出廃棄物の濃度を偽ってアメリカで大問題となり、社長が辞任しました。余計なことですが、中国と韓国ではこの不正VW車がバーゲンされ大人気とのことです。民意が判って面白いですね。我が日本では絶対に起こらないことです。

トヨタミライを水素満タン充填をすると外気温度とかのせいで毎回走行可能距離が違います。2016年9月8日に満タン充填したときは走行可能距離546kmでした。その前は542kmでした。トヨタミライのWEBページを見ると、満タン充填約3分、J08モードでの計測で約650kmとなっています。約100kmも違うのは何か納得できません。少なめにいうのなら、あーそうかと思って得したような気分にもなりますが、逆はいただけません。

 

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トヨタミライWEBページより 出典:トヨタ自動車

 

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出典:MONOist http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1608/22/news014_3.html

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出典:MONOist http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1608/22/news014_3.html

 

 

 

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出典:MONOist http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1608/22/news014_3.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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