新しいトヨタセンチュリーハイブリッド始動

17 11月 2016

わたしの大好きな、そして《尊敬する》トヨタセンチュリー。トヨタが1967年から製造・販売している最高級乗用車です。下塗りから数えると13回塗装しています。このクルマはもともとトヨタブランドで販売していますが、横須賀田浦に工場があった関東自動車工業が造ったクルマです。1967年の誕生以来、関東自動車工業(現トヨタ自動車東日本株式会社)で一台一台手作り(!)で製作されております。要するに世界最高峰のクルマです。ロールスロイスさえ足元にも及ばないです。日本の宝、そして日本の誇り!そのセンチュリーが1967年以来初めてのモデルチェンジを行います。ハイブリッド車になるとのことです。センチュリーは現行(2016年11月)専用設計のV12エンジンを搭載しています。公表燃費7.8km/Lです。ということは実質燃費多分4km/Lくらいです。このエンジンはレクサスLS600hに搭載されているV型8気筒エンジンをベースに、電気モーターを組み合わせたハイブリッド仕様になり、燃費性能は大幅に向上して【14.0km/L】となります。最近は世の中のエコブームを象徴して企業も社用車を購入するとき、ガソリンバカ食いのクルマより、レクサスLS600hのような同クラスのエコカーを購入するようになっており、センチュリーの命運が先細り気味でしたのでセンチュリーのハイブリッド化は必然的なものでした。もっとも天皇陛下の御料車ロイヤルセンチュリーや内閣総理大臣専用車などは、そのままV12エンジンで残されるかもしれません。

 

動画出典:youtube トヨタ自動車

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画像出典:Wikipedia トヨタ自動車 左:関東自動車工業特製 プレミアセンチュリー 右:2代目センチュリー、内閣総理大臣専用車

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画像出典:Wikipedia コンセプトとはいえ、販売する実物に非常に近いと思います。2017年に販売されたら衝動買いしてしまいそうです!!!

こんな美しいクルマはそうないです。敢えて比較できるならロールスロイスでしょうが、それすら比較にならないほど価値の高いクルマです。しかも日本人の心を体現する素晴らしい工芸品です。中東の大金持ちもロールスからセンチュリーに乗り換えるでしょうね。

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