警察庁の自転車関連事故統計について

14 8月 2016

このサイトでは、『ペダル踏み間違い事故』の防止を目標にしてきました。昨日の当欄では電動アシスト自転車の人身事故を取り上げました。自転車は軽車両ですが運転免許がなく、子供からお年寄りまで幅広く便利に利用されていますが、対自動車事故以外の交通事故の多さに驚きました。ざっと見ても平成27年度の統計から人対自転車2,506件、自転車対自転車94,310件、単独1,881件合計98,697件です。これらのうち、自転車相互、自転車対人及び自転車単独のそれぞれの死傷者数についての資料を見つけることができませんでした。しかし、自転車関連事故が平成27年度には約99,000件も発生していることから、相当数の死傷者が出ているものと考えられます。しかもこれらの数字は司法機関に報告のあった重大事故ですから軽微な事故を含めると約300万件にも上ります(ハインリッヒの法則から)。見過ごすことのできない社会的問題です。最近(2016年)若者が自転車を運転しながらスマートフォンを操作する姿を見かけますが、大問題です。

(下のグラフは警察庁資料より)

 

警察庁自転車関連事故関係

 

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