「自動(ブレーキ)装置」の本質

07 5月 2023

そもそも「自動装置」とはなんだろう????

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その前に私事で申し訳ありませんが、あの、アクセルペダルを限度いっぱい踏みこむとブレーキペダルに変換し、クルマを停止させることができる「ストップペダル」の発明者である  南平次 さんは、わたしの師匠であり、大事なお仲間ですーーーから昨日2023年5月6日お電話をいただきました。勿論、定期的に連絡を取り合って情報交換する仲です。

ストップペダルは、踏み間違ってから効果を発揮する装置です:

で、わたしの「快適左足ブレーキ」は、「踏み間違い」をしない装置です。

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で、自動装置です:

問題点①:障害物検知を各種センサーで行っていること。つまり、機械ですから誤作動や誤認    識あるいは、自然状況による妨害に対抗できないということがあります。例えばカメラの場合、人間の目と同じで「光」がないと見えません。夕暮れ時の黒いものを認識できません。逆光のときも認識できません。ミリ波レーダーでは、雪や雨などのとき作動できません。超音波は誤作動が酷いです。赤外線レーザーは探知距離が短く、高速移動のクルマの障害物検知では、ちゃっと役不足です…。

問題点②:車載コンピューターは、AI(人工知能)ではありません。つまり、運転者の操作について、「意図して」やっているのか「過失にて」やっているのか判断できません。そこが問題です。だから加速抑制装置も時速30km以下の速度で作動という条件が付いています。例えば、高速で運転者が何らかの操作をした時、それが故意か過失かを判断することができない訳です。ペダル踏み間違いは中高速域でも発生しています。中高速でブレーキが必要な場面で誤ってアクセルを踏んでしまう。高速ゆえにすぐ、重大事故になってしまう。

問題点③:2023年現在の自動装置は、「運転者が主要操作を行ったらすぐに解除」となります。⇒とすると、運転者の過失操作に対しては何らの効果もありません。何のための自動装置でしょうか??

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人工知能と自動運転はある意味「セット」です。運転者が故意でやっているのか過失でやっているのか、車体側で判断できないのでは意味がありません。みなさんはどう思われますか?

つまり、自動装置を搭載するよりも南さんの「ストップペダル」なりわたしの「快適左足ブレーキ」を装着されることをお勧めします。

 

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