自動運転と運転者の責任

14 7月 2016

テスラの死亡事故もあったが自動運転中あるいは自動ブレーキのような装備が装備されている車両で事故があった場合その責任は誰に帰すのか?という疑問がある。全てのメーカーは、仕様書に事故が発生した場合は総て運転者の責任に帰するとしている。とすると自動運転は運転者にとってどんないいことをしてくれるのか?テスラの自動運転と日産が今度発売するセレナの自動運転を比較すると、顕著な違いがひとつある。それは自動運転中、テスラは極端な話運転席に座っていなくても自動運転ができるが、セレナの場合、運転者は常時ハンドルを握っていなければならない。ハンドルから手を離すと約4秒で警告が表示され、さらに約11秒で自動運転は自動的に解除される。メーカーは、高速で渋滞中運転者の疲労を軽減できるとしている。確かに自動ブレーキを例にとれば、運転者が何らかの運転操作をすれば、自動システムは解除される。とすると、運転者がブレーキを踏むところ誤ってアクセルを踏んでもシステムは解除される。自動ブレーキが本当に有効に働くのは、運転者が居眠りしていて高速などで渋滞最後尾に追突しそうになるときくらいではないか。

 

テスラS3日本国内

日産セレナ自動運転

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