改めて自動運転に思う

28 7月 2016

2020年の東京オリンピックに向けて総理大臣(2016年安倍首相)が自動運転の実現を世界に向けて宣言しました。喜ばしいことです。この発言は、レベル3自動運転のことを指していると思われます。Wikipediaでレベル3自動運転を紐解くと、次のようになっています。:<レベル3字自動運転:加速・操舵・制動を全てシステムが行い、システムが要請したときはドライバーが対応する状態。加速・操舵・制動を全て自動的に行うシステム。通常時はドライバーは運転から解放されるが、緊急時やシステムの限界時には、システムからの運転操作切り替え要請にドライバーは適切に応じる必要がある。事故時の責任はドライバーとなる。レベル3に該当するシステムは2016年時点で市販されていない。しかし、2016年時点で多くの自動車メーカーやその他の企業が、レベル3相当の自動運転車の市販に向けて開発を行っており、日本政府も2020年までにレベル3自動運転車の実用化を目標としている。>ここでちょっと気になる文言があります。それは、<システムが要請したときにドライバーが対応する状態・・・・緊急時やシステムの限界時には、システムからの運転切り替え要請にドライバーは適切に応じる必要がある>システムからの切り替え要請があったときドライバーは適切に対処対応することができるでしょうか?ここで最近あったテスラの死亡事故について思い出してください。ドライバーはハリーポッターのDVDを鑑賞していて(運転中!)前に割り込んできたトレーラーにノーブレーキで突っ込んでいます。逆光の中、白色のトレーラーをカメラが認識できなかったことが推定事故原因とされていますが、センサーが認識できなかったことをどうやってシステム自体が認識してドライバーに切り替え要請をするのかという疑問です。答えは人工頭脳がなければレベル3、レベル4の自動運転は成立しないということではないでしょうか?トヨタ自動車は、5000億円のお金を投資して2015年カリフォルニア州シリコンバレーに人工頭脳研究所を作りました。 ただし、アメリカでは、カリフォルニア州でレベル4の自動運転車を規制する法案がカリフォルニア州運輸局から提出されたが[14]、その後、より上位のアメリカ全土の交通規制を管理するアメリカ運輸省は、「自動運転の人工知能はドライバー」であるとレベル4を容認する見解をしめした[15]。もし、自動運転の人工知能はドライバーであるとした場合、それはレベル3自動運転に他ならないのではないでしょうか?

 

 

 

自動運転車関連銘柄1

レベル3自動運転

 

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レベル3自動運転

 

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