トヨタ・マツダ・ホンダの給油口は基本的に(左)側です。ニッサン・スバルは(右)側です。
その理由は:
《道路運送車両法第18条7項》 『給油口とマフラー(排気口)は300mm以上離すこと』と定められていることから、給油口をマフラーと反対側に設置したようです。なお、最近流行している両側出し排気口は、どうしているかというと縦に300mm以上離れているということでしょう。だから、給油口とマフラーと反対側に設置するというのは、ただの気休めでしょう。300mm離れていればいいのですから。
何故か?
ガソリンは揮発性が強く、酸素と混じると爆発するのはご存じの通りです。言い換えれば爆発の危険性が常にあります。
一方、水素(燃料電池車など)は初めから気体です。勿論引火爆発の危険性はガソリンと同じだといえますが、たった一つ違う点は:
ガソリンが気化して低いところに滞留(重い)するのに比較して水素は大変軽いのですぐに大気中に拡散してしまいます。すなわち水素の場合、引火しても一瞬で燃え、すぐ拡散しますが、気化ガソリンは滞留するためいつまでも燃え続けます。
危ないのはどちらかすぐ解りますね。
動画出典:youtube
トラックバックURL