あったりまえじゃん!
ひとつにはわが国固有のエネルギー事情があります。
本ブログでも度々指摘しているようにEV(電気自動車)は、家庭用電気からバッテリーに充電して走ります。それには3つの大きな欠点があります。バッテリーがリチウムイオン電池であるとして:
<短所だらけ>
1)リチウムイオンバッテリーは約5年で性能が落ちます。ニッサンリーフの初代型は、全てのバッテリーを交換すると、約60万円かかります。しかし、5年落ちのニッサンリーフは、ほとんど値がつきません。だから、60万円払って新しいリーフを買うようなものです。2017年に発売された2代目リーフは、やれ、自動運転だとか自動縦列駐車とかいろいろ新機能が謳われていますが、が、5年経った2023年には、バッテリー劣化問題が浮き上がってきます。
2)EVは家庭用電気で走ります。わが国を始めほとんどの国では家庭用電気は、火力発電所で発電した電気を使っています。そう、火力発電所では、発電するときに盛大に石油を燃やして排出物を出しまくりです!すなわち、ちっともクリーンではないんです。それにわが国には石油資源がありません。
3)EVは走らない!ほんとに走らない!充電にも時間がかかるぅ!
※これにひきかえFCV(燃料電池車)はいいことだらけ:
<長 所>
1)燃料の水素は国産で作れること。ゆくゆくは太陽光発電、波力発電(潮位差発電)、風力発電そして地熱発電などで作った電気を使って(海)水を電気分解し、水素を作り出すこと!無限のエネルギーです!
2)究極のクリーンカーです。排出物は水だけ。
3)トヨタミライの場合、水素充填は約3分、航続距離560km。ホンダクラリティも同じようなものです。
<短 所>
1)なんといっても水素ステーションの数の少なさです。以上
動画出典:Youtube トヨタ自動車
動画出典:Youtube ニッサン自動車
要するにEV対FCVには、エネルギー事情が絡んでおり、「水素」は国産で作れる日本にとって新しい革新的なエネルギーです。
そして、FCVは、はっきり言いましょう。EVです!!
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