東京湾上空を飛行した零戦22型

10 6月 2017

 

零式艦上戦闘機、生産機数約10,000機終戦時1500機です。この機体は三菱重工と中島飛行機で半数ずつ作られました。また、終戦近くでは神風特別攻撃隊に多く使用された機体でもあります。

今回レッドブルエアレースに先駆けて幕張の空を飛んだ零戦は、南太平洋のパプアニューギニアに墜落した残骸から復元された機体で、エンジンはオリジナルの栄エンジンではなく米国製のプラットアンドホイットニー社製の星型エンジンです。また、機体の復元はロシアで実施されたそうです。

オリジナルの栄エンジンを復元した機体は、世界にただ1機存在し、2012年に日本にも来ていますが米国カリフォルニア州リバーサイド郡チノ飛行場に隣接するプレーンオブフェイム飛行機博物館にあります。この機体は、以前勤務していた建設会社の重役(ゼロ戦パイロット)をご案内して見せたことがあります。操縦席に座った同氏は涙していました。

 

【零戦 日本の空を飛行】再び日本の空を飛んだ零戦(零式艦上戦闘機)。1回目の飛行を終え、基地に着陸した=27日、鹿児島県鹿屋市の海上自衛隊鹿屋基地【鈴木健児撮影】

画像出典:Wikipedia

 

動画出典:youtube

画像出典:Wikipedia Plane of Fame オリジナルの栄エンジンを積んだゼロ戦

最後に本居宣長の歌を捧げます。

敷島の大和こころをひと問わば朝日に匂う山桜花

神風特攻隊は、敷島隊、大和隊、朝日隊そして山桜隊と命名されて沖縄の海に散華されました。

 

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