左足ブレーキのスポーツ走行

25 5月 2020

わたしのあまり好きではない「スポーツ走行」ですが・・・、左足ブレーキのひとつの特徴である、走行中のアクセル・ブレーキ同時使用について投稿したいと思います。次の動画は、MT車の氷上走行動画ですのでAT車の左足ブレーキの参考にはなりづらいかもしれません。しかし、アクセルブレーキ同時使用ということにおいてはかなり面白いと思いますので、掲載します:

動画出典:youtube

つぎは大変危険な動画を掲載します。というのはアクセルブレーキ同時踏みは、時間的に短いように使います。次の動画は大変危険なことをしています:

動画出典:youtube

というのはこの軽自動車の後ろブレーキは多分、ドラムブレーキです。この動画ではアクセルとブレーキをずっと同時に踏んでいるようなのでこれは危ないです。すなわち、発火の恐れがあります:

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Q3一般公道、峠、サーキットを走行している時のブレーキ温度は何度くらいなのでしょうか?A3車の仕様や重量、タイヤのグリップ力、ドライバーにより異なります。

●市街地:50~200℃ (寒冷地を除く)
●高速道路:50~300℃
●ワインディング:50~600℃

(以上 Project μ より抜粋 https://www.project-mu.co.jp/ja/product-info/faq)

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アクセルとブレーキを同時に操作できるというのはメリットですがデメリットもあります。例えば特にドラムブレーキでのブレーキ加熱 ➡ 発火の危険性という問題です。その意味でこの動画の軽自動車を運転している男性は危険行為をしています。

左足ブレーキシステムにおいては、この危険性を避けるため運転中、運転者の前方視界内にモニターランプを設置し、常時ブレーキ操作をモニターできるようにしています。

画像出典:大野一郎

動画出典:youtube

この方は左足ブレーキですが、みておりますと吊り下げ式ブレーキペダルの悲しさ、フットペダルから足を離してブレーキペダルに「踏み換え」をしているために結局、左足ブレーキシステムの長所である「すぐ踏める」ということができていないと思います。

この踏み換えについて最高裁判所の判例では0.8秒プラスアルファという判決がありますが、次の動画ではプロのレーシングドライバーがシミュレーターで実験してみた動画があります:

動画出典:youtube

このプロドライバーでは0.2秒だそうです。

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常時踵を浮かしておくことは疲れて生理的に無理ですし、踵を床につけても体がやや右を向いてしまって結構な違和感があります。

従来型AT車のペダル配置で左足ブレーキを使うには無理があります。

左足ブレーキシステムは是非OT式をどうぞ!

 

画像出典:大野一郎

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