遊園地などでお馴染みのゴーカート。大人から子供まで楽しめる乗り物です。レーシングカートは、専用サーキットで本格的にレースができることで知られています。その概要とは、:
概要
操作はステアリング・ホイール、右足アクセルペダル、左足ブレーキペダルの3点のみで行い、車を速く走らせることを楽しみ、競います。手だけで操作するもの、マニュアルトランスミッションが付いているもの(ミッションカート)、EVカートなど、ほかに種類はたくさんあります。
レース
クラスは細分化され、一般の人間でも楽しめるレンタルカートを代表する4ストロークエンジンや、レース仕様の2ストロークエンジンに大きく分けられ、その中でも本場F1仕込のミッションも出現するなど(自動変速機+パドルシフト=手元でギアの変速ができる装置)、多くのニーズを取り組んでいます。最近のアメリカでは、最高速度が200km/h以上のカートも出現するなど、その競技人口は多くないものの、幅広い世代から支持を得ています。
近年は、レーシングドライバーの入門クラスに位置づけられており、F1などの上級クラスのドライバーのほとんどはカートの経験があるといっても過言ではありません。かの音速の貴公子故アイルトンセナさんもレーシングカート出身者です。
動画出典:youtube
クルマの基本のようなゴーカートです。このクルマを操作するには、右足アクセル、左足ブレーキ、それとハンドルしかありません。
動画出典:youtube
さて、最近多く報道されている『ペダル踏み間違い事故』、
昨日2017年1月4日にも北海道室蘭市で立体駐車場(2F)から転落する事故(既報)がありました。一人乗っていた運転者は軽傷でしたが、2016年12月31日に神奈川県横須賀市で発生した立体駐車場(5F)からの転落事故(既報)では、5人乗車されていて3人の方が亡くなりました。
度々申し上げているように、ペダル踏み間違いをきっかけにする事故では、クルマが加速状態に陥ると『恐怖』から脳が機能不全を起こし、何も考えられないまま生理的反応によってペダルをますます踏みこむということが起こってしまいます。普通に考えれば、ペダルから足を離せばクルマは暴走することがありません。しかし、ペダルを踏みこんでしまうことは人間の生理的な反射行動なのでこれを防ぐ手段がありません。事故後運転者がブレーキが効かなかった、乃至はブレーキと思ってますます踏みこんだと証言しているのは、後から考えたいいわけです。機能不全に陥っている脳に考える力はありません。
ペダル踏み間違いを防止する方法は、
❶アクセルとブレーキの操作方法を変えるということがあります。双方踏むということを止め るという方法です。例えば、ナルセペダルはレバー状のアクセルを足の甲で右に倒すという操作方法です。
動画出典:ナルセ機材
❷アクセルとブレーキを他の身体器官を使って行うということもあります。例えばアクセルを手で、ブレーキを足で行うというような方法です。OT式手動スロットルのような方法です。
OT式手動スロットルの運転動画は、本HPの『手動スロットル』にあります。
ゴーカートのことを長々と掲載させていただいたのは、次のことを言いたいためです。
❸アクセルを右足で踏み、ブレーキを左足で踏むという方法もあります。上記のゴーカートの運転方法です。これは、OT式左足ブレーキシステムがあります。OT式左足ブレーキ装置は、アクセルペダル、ブレーキペダルとも吊り下げ式ではなく床固定のオルガンペダル式です。
遊園地で3歳のお子さんも乗って楽しんでいるゴーカート。どなたでもお乗りになれます。運転は非常に簡単です。
ただ長く運転をされている方は、最初に少し、踏み変え癖が出るかも知れませんが、すぐなれます。
運転動画は計画中ですが画像を掲載します。
画像出典:大野一郎
画像出典:大野一郎 OT式左足ブレーキ装置を搭載したトヨタエスティマ
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