ゴーカートについて 《Kart》

05 1月 2017

遊園地などでお馴染みのゴーカート。大人から子供まで楽しめる乗り物です。レーシングカートは、専用サーキットで本格的にレースができることで知られています。その概要とは、:

 

概要

操作はステアリング・ホイール、右足アクセルペダル、左足ブレーキペダルの3点のみで行い、車を速く走らせることを楽しみ、競います。手だけで操作するもの、マニュアルトランスミッションが付いているもの(ミッションカート)、EVカートなど、ほかに種類はたくさんあります。

レース

カートによるレースの様子

クラスは細分化され、一般の人間でも楽しめるレンタルカートを代表する4ストロークエンジンや、レース仕様の2ストロークエンジンに大きく分けられ、その中でも本場F1仕込のミッションも出現するなど(自動変速機+パドルシフト=手元でギアの変速ができる装置)、多くのニーズを取り組んでいます。最近のアメリカでは、最高速度が200km/h以上のカートも出現するなど、その競技人口は多くないものの、幅広い世代から支持を得ています。

近年は、レーシングドライバーの入門クラスに位置づけられており、F1などの上級クラスのドライバーのほとんどはカートの経験があるといっても過言ではありません。かの音速の貴公子故アイルトンセナさんもレーシングカート出身者です。

 

動画出典:youtube

クルマの基本のようなゴーカートです。このクルマを操作するには、右足アクセル、左足ブレーキ、それとハンドルしかありません。

 

動画出典:youtube

さて、最近多く報道されている『ペダル踏み間違い事故』、

昨日2017年1月4日にも北海道室蘭市で立体駐車場(2F)から転落する事故(既報)がありました。一人乗っていた運転者は軽傷でしたが、2016年12月31日に神奈川県横須賀市で発生した立体駐車場(5F)からの転落事故(既報)では、5人乗車されていて3人の方が亡くなりました。

度々申し上げているように、ペダル踏み間違いをきっかけにする事故では、クルマが加速状態に陥ると『恐怖』から脳が機能不全を起こし、何も考えられないまま生理的反応によってペダルをますます踏みこむということが起こってしまいます。普通に考えれば、ペダルから足を離せばクルマは暴走することがありません。しかし、ペダルを踏みこんでしまうことは人間の生理的な反射行動なのでこれを防ぐ手段がありません。事故後運転者がブレーキが効かなかった、乃至はブレーキと思ってますます踏みこんだと証言しているのは、後から考えたいいわけです。機能不全に陥っている脳に考える力はありません。

ペダル踏み間違いを防止する方法は、

❶アクセルとブレーキの操作方法を変えるということがあります。双方踏むということを止め  るという方法です。例えば、ナルセペダルはレバー状のアクセルを足の甲で右に倒すという操作方法です。

 

動画出典:ナルセ機材

❷アクセルとブレーキを他の身体器官を使って行うということもあります。例えばアクセルを手で、ブレーキを足で行うというような方法です。OT式手動スロットルのような方法です。

OT式手動スロットルの運転動画は、本HPの『手動スロットル』にあります。

ゴーカートのことを長々と掲載させていただいたのは、次のことを言いたいためです。

❸アクセルを右足で踏み、ブレーキを左足で踏むという方法もあります。上記のゴーカートの運転方法です。これは、OT式左足ブレーキシステムがあります。OT式左足ブレーキ装置は、アクセルペダル、ブレーキペダルとも吊り下げ式ではなく床固定のオルガンペダル式です。

遊園地で3歳のお子さんも乗って楽しんでいるゴーカート。どなたでもお乗りになれます。運転は非常に簡単です。

ただ長く運転をされている方は、最初に少し、踏み変え癖が出るかも知れませんが、すぐなれます。

運転動画は計画中ですが画像を掲載します。

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画像出典:大野一郎

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画像出典:大野一郎 OT式左足ブレーキ装置を搭載したトヨタエスティマ

 

コメント

  1. ケン・セイショウ より:

    大野一郎様 初めまして。宜しくお願いします。
                 交流を望む61歳男より
     以下、努めて簡略に述べます。
    24歳の時に踏み遅れ事故に遭い顔の一部を損傷。その後、踏み間違い事故で肉親を失った。
     近年、私自身が踏み間違いを経験。初回は暴走。2度目は今春。これを機に各種検証を行い誤操作の再現に成功。左足ブレーキが必要不可欠と判断。当方、工学的専門知識、技術、施設設備を有さない為、簡易な後付け器械として考案。段ボール等で試作した段階で淘汰され、その結果、仮称”パーフェクトブレーキペダル”のプロトタイプが完成。材料費千円。製作と取り付けに半日。
     翌日から実走し、3か月余。モニター役の知人たちも高評価。僅かな不具合は部品の調整と改善の為の部品を考案し、取り付けて解決済み。極めて良好。実走を通してAT車の既存ブレーキが不良品であることを確認した。
     最近YouTubeで見た誤った記事へコメントを投稿。今後、YouTubeに限らず、考えられるすべての媒体を対象に啓発活動を展開、ライフワークとする。ブログを開設し、記事を載せたが、メーカー側の動き(反発、妨害等?)が気がかりな為、今は一時引き上げた。記事を掲載した際には通知。確約する。
     啓発活動の一環としてパーフェクトブレーキペダル本体構造を近日、ネット上で公開する。様々なアプローチにより情報を拡散させることを目指す。この器械は特許申請の方向で進んでいるが、本体は特許は絡まない。プロトタイプで十分実用に耐えられると判断。商業化は二の次。同胞、人類に寄与出来ればよいと考えている。
     目下、車検、保険などの調査中。啓発文、動画作成など準備に追われている。このペダルは低コストで、汎用性も高い。自作可能な器械。量産も簡易施設と工具があれば、世界中の至る所で可能。故に、既存の魔性ペダルの魔力を奪う為の切り札だと考えている。
     メーカーと関係機関が加速度を上げて進めているハイテク安全装置の普及は技術の進歩であっても、人類の進化と幸福に何ら貢献しない。問題を次世代に送るだけだ。
     本質安全を確保した上で行わない制御安全による安全装置の開発や普及は隠蔽工作のような一面がある。犯罪に極めて近いと思う。
     簡単なローテクで解決できる問題を棚上げしたままのAT車の既存ブレーキは不良品。本来はリコール対象の装置である。したがって、このブレーキを採用しているAT車は全て不良品である。正規品は左足専用のブレーキペダルが設置されているゴーカート形式のペダルでなければならない。
     すべての既存AT車を一刻も早く左足ブレーキにすべき。これがこの問題に対しての私見で信念。

     先駆者として大変尊敬しております。頼もしい限り・・・強く交流を希望、期待しています。

    自称、”魔性ブレーキ”廃絶を訴える新米の活動家。人類の一員
    神奈川県在住
    横須賀は30代の勤務地。鴨井までは自宅から1時間余りの距離。

     乱文にて失礼。
    お忙しい中、ご精読、真に有難う御座いました。

    尚。恐縮ですが、当方、過剰な防衛体勢に陥っている為、今回の名前はニックネームです。ご承知下さい。

    • 大野一郎 より:

      ケン・セイショウさま
      あなた様にメールをお送りいたしましたが、戻ってきてしまいました。お手数ですが、下記アドレスへメールをいただければ幸甚です。

      3ichiro@jcom.zaq.ne.jp

      よろしくお願いいたします。

      大野一郎

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