上大岡軽トラ事故
6歳の愛息を奪われてしまったご両親、亡くなった本人もこれからの人生を考えると言葉にはあらわせないほど悔しいでしょう。加害者の、87年もの人生を生きてきて家庭ごみを捨てるために夜通し運転してきて事故を起こしたおじいちゃん。悲しくて胸が張り裂けそうです。しかし、このおじいちゃんを刑事犯罪、犯罪者として刑務所にいれてそれでいいのでしょうか?このおじいちゃんは刑務所で何を反省するのでしょうか?同種事故の再発防止ができるでしょうか?
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事故車両スズキキャリー軽トラックは、AGS(オートマティック ギア シフト)という実質的なオートマ車です。
画像:スズキキャリーAGS
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この事故は『AT車のペダル踏み間違い事故』です。
この車両の前部の壊れ方、そして防犯監視カメラの事故車両走行映像から、衝突現場に近づくにつれて加速している事実から、この事故は『AT車によるペダル踏み間違い事故』です。そして衝突する瞬間に左側にステアリングを切った可能性があり、被追突車両の後部に乗り上げたために左側に横転した可能性があります。そこに運悪くとしか言えませんが、小学生の児童の列があったのです。
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このおじいちゃんが『認知症』かそうでないかばかりが取り上げられていますが、この事故の真実は、『認知症』とは何の関係もなく、『AT車のペダル踏み間違い事故』と『通学路の不備』です。また、わたしもトヨタミライの水素充填ステーションが上大岡(弘明寺)にあるためによく行くところですが、道が狭い上に大型バスが走り、交通量も多いところです。一方通行とはいえ、6m幅員の道路に大型バスが走り、しかも幅30㎝くらいの『グリーンゾーン』に小学生が列をなして歩くことが、今回の事故原因です。何の役にも立たないグリーンゾーンを作ったからといって通学路はここしかなかったのでしょうか?遠回りでもいいからもっと安全な通学路はできなかったのでしょうか?通学路がここではまた同様の事故が必ず起こります!
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