100馬力アップで得られる別世界のスピード!

30 8月 2020

だそうです。

自動車の誕生(1769~1886)

 より抜粋

そしてこれが初めての自動車(蒸気機関搭載)

キュニョーの砲車 “模型” (1769年・フランス)
電気自動車“ジャメ・コンタント号”​​​​(1899年・フランス)

自動車が誕生したのは1769年。日本はまだ江戸時代。
ヨーロッパでは馬車が人や荷物を運ぶ主な道具であった時代に、フランスで、ニコラ・ジョセフ・キュニーにより、蒸気機関自動車が発明された。この初めての自動車 は、軍隊で使われる大砲運搬のために造られた重くて大きな車体で、スピードは10km/h以下だったといわれている。

電気自動車の歴史も、ガソリンエンジン車より古い。電池は1777年、モーターは1823年に発明されており、1873年にイギリスで電気式四輪トラックが実用化されている。史上初の時速100㎞超えを達成したのは、なんと電気自動車だった。1899年にジャメ・コンタント号が時速105.9kmを達成している。

ガソリン自動車の誕生(1886~1900)

ゴットリーブ・ダイムラー(左)とカール・ベンツ(右)
パナール・ルヴァソール(1891年・フランス)

現在、主流となっているガソリン自動車が誕生するのは、1885~1886年。日本は明治時代になっている。
蒸気自動車、電気自動車が混在していたころに、ドイツ人のゴットリーブ・ダイムラーは4ストロークエンジンを開発し、1885年に木製の二輪車にエンジンを載せて試走に成功、翌1886年に四輪車を開発している。同じ1886年、同じくドイツ人のカール・ベンツがガソリンエンジンの三輪車を完成させて実際に販売した。

その後、ダイムラーのガソリンエンジンの製造ライセンスを持っていたフランスのパナール・エ・ルヴァソール社は、世界で初めて、いわゆる最先端に置かれたエンジンの後方に、クラッチ、トランスミッションを縦一列に配し、デフ機構を介して後輪を駆動させるFR方式を考案し、1891年にこの方式を採用した車両、パナール・ルヴァソールを市販した。

また、この頃、“空気入りのタイヤ”が発明されたり(以前はソリッドタイヤであった)、ハンドルが現在使われている“円型”のもの(以前は棒状の舵をとるものしかなかった)が発明され、乗り心地や操作性が改善されている。
1890年の初期のパナール・ルヴァソールには、まだ、装着されていなかったが、1900年頃のものは、空気入りタイヤ、円型のステアリングが装着されている。

世界初の自動車レースもこの頃開かれており、1895年、 フランス、パリとボルドーを往復するコースで22台の自動車がスピードを競った。参加車のうち15台がガソリン自動車で、蒸気自動車が6台、電気自動車が1台だった。完走したクルマ9台のうち8台がガソリン車であり、ガソリン車の優位性が示されたレースでもあった。1着はガソリン車のパナール・ルヴァソールであった。

自動車の量産化、普及へ(1900~)

フォードT型(1907年・アメリカ)
ロールス・ロイス・シルバーゴースト(1906年・イギリス)
ル・マン24レース(画像は1930年)

1900年代初頭は、蒸気自動車がまだ主流であった。そんな中、フランスのド・ディオン・ブートンは、1900年の1月から翌年の4月にかけて1500台のガソリン自動車を販売。ガソリン自動車の生産・販売で世界をリードしたのは、フランスだった。

その後すぐ、アメリカが自動車産業界で圧倒的な存在感を示すようになる。ヨーロッパでは貴族の趣味としてスタートした自動車だが、広大な国土を持つアメリカでは広く大衆が馬車に代わる移動手段を求めた。1901年に登場したオールズモビル・カーブドダッシュは、同年に425台、翌年には2500台が製造され、アメリカ初の量産車となった。

自動車大衆化の象徴が、1908年に登場したT型フォードである。アイルランド移民2世のアメリカ人のヘンリー・フォードが1903年にフォード・モーターを設立、“大衆のためにクルマをつくる”ことを志し、開発されたクルマである。
簡素な構造で、運転も容易なこのクルマは、初年度に1万台が製造された。1913年には史上初のコンベヤラインが完成し、一日に1000台が生産されることになる。生産が終了した1927年までに、総生産台数は1500万7033台に達した。

自動車の大衆化の一助となったことがある。それは、1912年キャデラックに初めて採用されたセルフ・スターターの発明である。今では、エンジンスタートボタンを押しさえすれば簡単にエンジンはかかるが、昔は重いクランクハンドルを力いっぱいに回さなければならなず、女性や老人ではエンジン始動が難しかった。男性が操作してもハンドルが逆回転してしまうこともあり、これがもとで腕の骨折や、死亡してしまう事例もあったほどである。

自動車の大衆化が進むとともに、さまざまな高級車も出現した。1906年、イギリスのロールスロイス・シルバーゴーストは50馬力の6気筒エンジンを搭載し、静粛性とスムーズさで世界的な名声を確立した。ほかにもヨーロッパのブガッティやイスパノ・スイザ、アメリカのキャデラックやデューセンバーグなどの 極めて高価な高級車が登場し、貴族や富豪が競って手に入れた。

また、スピードへの憧れは、自動車をレースへと導いていった。1906年にはフランスで第1回ACFグランプリが開催された。 この時点では蒸気自動車のほうが速く、ちょうどこの年、速度記録に挑戦したスタンレースチーマーが205.4km/hを出している。ガソリン自動車が200km/hの壁を超えるのは、その3年後だ。
1907年にはイギリスに世界初の常設サーキット、ブルックランズが完成する。レースで競い合うことにより、自動車は飛躍的に性能を高めていくことになる。
アメリカでは、1911年にインディ500マイルレースが初めて開催された。
1923年にフランスでルマン24時間レースが始まり、1929年にモナコ・グランプリの第1回大会があった。レースは自動車メーカーが国家の名誉をかけてコンペティションを繰り広げる場となり、ベントレー、アルファ・ロメオ、メルセデス・ベンツなどが名勝負を繰り広げた。イソッタ・フラスキーニ、トーマスフライヤー、スタッツ・ベアキャットなどのスポーツカーも出現した・・・。

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さて、本日の本題:

100馬力アップで得られる別世界のスピード!

についてです。

 どうやらドイツの自動車メーカーであるBMWについての記事のようです:

 ドイツ最大級のディーラー・ネットワークによる資金力を背景に、BMWのみならず、MINI、ランドローバー等々のチューニングで高い知名度を誇るACシュニッツァー。

そのACシュニッツァーから、クーペ(F92)、コンバーチブル(F91)、そしてグランクーペ(F93)のバリエーションが出揃うBMW「M8」のチューニング・プログラムが発表された。

「M8グランクーペ」では、左右分割式のリアスポイラーが特徴的となるACシュニッツァーの最新作「M8グランクーペ」では、左右分割式のリアスポイラーが特徴的となるACシュニッツァーの最新作

M8は、いわばBMWのラインナップの頂点を極めるモデルだ。搭載される4.4リッターV型8気筒ツインパワー・ターボ・エンジンの最高出力&最大トルクは、スタンダードモデルでも600ps & 750Nmである。

高性能仕様のコンペティションでは625ps & 750Nmと驚異的な数値だが、ACシュニッツァーはそれを、さらなる高みへと導くことを目的に、今回まずグランクーペから新作を公開してきた。

新たに装着されたACシュニッツァーのエアロパーツは、フロントスプリッター、カーボン製のサイドスカート、グランクーペ専用となる2ピース構造のリアスポイラー、そしてACシュニッツァーのエンブレムなど。

クーペではほかにカーボン製のリアスポイラーやリアウイングが用意されているが、後者はドイツ国内においては公道走行には使用することができないという。

タイヤはフロントが275/30R21、リアが285/30R21サイズで、組み合わせられせられるホイールは、軽量鍛造アルミホイールの「AC3 Evo」のほかに、「AC3 フローフォーミング・ホイール・バイカラー」が2タイプ、さらに「タイプ3」といった、ACシュニッツァーのファンにはお馴染みのデザインを踏襲した「AC1」などのラインナップが出揃う。

インテリアはアルミニウム製のパドル・セット、ペダル・セット、フット・レスト、そしてセンターコンソールのカップホルダーに装着するキー・ホルダーなど、こちらもお馴染みのアイテムでドレスアップすることが可能。日本ではこれらのアクセサリーはこれまでもかなりの人気を得ていただけに、見逃せないアイテムだ。

注目のエンジン・チューニングは、ACシュニッツァー独自のECUを使用したものとなる。スタンダードモデルのM8では、100ps & 100Nmアップとなる700ps & 850Nmにチューンナップする。

またコンペティションでは、95ps & 100Nmプラスの720ps & 850Nmへとチューンナップできる。

究極のMをさらに魅力的な存在へといち早く導いたACシュニッツァー。BMWチューニングの世界におけるトップ・ブランドとしての地位は、どうやらこれからも変わることはなさそうだ。

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先ほどの自動車博物館の記事では:

「1906年、イギリスのロールスロイス・シルバーゴーストは50馬力の6気筒エンジンを搭載し、静粛性とスムーズさで世界的な名声を確立した」

車重はどのくらいあったのか調べられませんでしたが、要するにエンジンは50馬力だったようです。

 

画像出典:Wikipedia

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動画出典:youtube

それに対してBMW M8をチューンしたACシュニッツァーモデルでは、700馬力だそうです。14倍!

いったいどこを走るつもりでしょう? 湾岸線で追突事故を起こし2人を殺したポルシェ911RS2と同じです。

誰でもこのクルマを購入したら、一般道路でスピードを出したくなります!

 

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