泣く子も黙るBMW M3 初代は1985年だそうです。
【主要諸元(コンペティション)】全長×全幅×全高=4805×1905×1435mm、ホイールベース2855mm、車両重量1740kg、乗車定員5名、エンジン2992cc直列6気筒DOHCガソリンターボ(510ps/6250rpm、650Nm/2750〜5500rpm)、トランスミッション8AT、駆動方式RWD、タイヤサイズ(フロント)275/35R19(リア)285/30R20、価格1324万円(OP含まず)
驚きますね~。価格1324万円(税込み 1456万円)ですと。小さい車体1740kgで510馬力だそうです。AT車ですから、ペダル踏み間違いによる暴走をしたらいったいなんkm出るのか?
クルマ雑誌GQの記事(2021.6.21 大谷達也氏)から:
画像出典:GQ
で、こんな高性能車日本のどこで走らせるんだろう? また、それなりの安全装備や強力なブレーキが装着されているのでしょうが、所詮はクルマ。止りません、滑ります、横転します。
こういうクルマをお買いになるお金持ちの人々は、交通事故を起こさないんでしょうか? ペダル踏み間違いをしないんでしょうか?
動画出典:youtube
先ごろ「東池袋ペダル踏み間違い事故」を起こした飯塚幸三さん(2021年現在91歳)の裁判が結審し、禁固5年が言い渡されました。飯塚さんが控訴しない方針を固めましたので禁固5年が確定しました。なお、懲役と禁固の違いは、刑務作業をするかしないかだそうです。
この事故は、2代目プリウス(NHW20)での事故でしたが、EDR(イベントデータレコーダー)の解析記録によれば、約40km/hくらいで踏み間違いを起こし、最高速度約96km/hになっていたそうです。 先にあげたBMWM3なら一体何キロでていたのかそら怖ろしくなります。プリウス(1290kg)でさえ、2tトラックのゴミ収集車を横転させるだけの衝撃があるのです。
クルマメーカーは、魅力的なクルマを売るために必死ですが、魅力的なクルマ=スピードが出るクルマとならないよう願うばかりです。
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