カールベンツ 内燃機関自動車を発明したひと

31 7月 2017

自動車を発明 カールベンツ

自動車の発明者、カールベンツ(Karl Friedrich Benz) 1844年生は、 メルセデスベンツの創業者であり、そもそも実用的なガソリンエンジンを発明しました。同時代の同じドイツ人、ゴッドリープ・ダイムラーとヴィルヘルム・マイバッハも同様の発明をしましたが(お互いに知らない)、ベンツがいち早く1879年、特許を取得し、さらに「内燃機関」を自動車に使うためのあらゆる特許を7年後の1886年取得しました。

画像出典:Wikipedia 左:1900年当時のカールベンツ(56歳)当時の白黒写真に着色したもの。右:1869年当時のカールベンツ(25歳)内燃機関の特許取得より10年若い時。

画像出典:Wikipedia 上段左:1885年型ベンツ(パテント・モトールヴァーゲン 上段右:左のレプリカ 下段:パテント・モトール・ヴァーゲンに装着された内燃機関(エンジン)のレプリカ

 

動画出典:youtube トヨタ博物館

石油精製の際、捨てるか燃やしていたガソリン(ベンジン)を霧状にして内燃機関に送り込み、シリンダー内で爆発させて回転力にするという発想は、どこから得たんでしょうね? 全く世の中は偉人だらけです。

ちなみにドイツという国は、日本と同じで石油がとれない国です。アメリカで大規模石油採掘がはじまり、ロックフェラーがスタンダード石油を興したとき、灯油の需要しかなかったので実は大変な石油余り状態だったのです。石油採掘業者が乱立し、ほとんど倒産状態でした。そこに自動車の内燃機関が発明されて危うく倒産を免れたばかりか、今のようなイケイケ状態になったのです。

ところが、本当か嘘か良く解らない地球温暖化CO2の問題と、窒素酸化物などの排出物問題=支那北京の前も見えないくらいのスモッグ問題などで、大変厳しい排ガス規制が敷かれました。この御陰でVW、ベンツ、BMW、ポルシェ、押しなべてインチキしていたのがバレました。

それで今度はガソリン車を売らせない(2040年フランス、イギリス)となって電気自動車が表舞台にでてきました。

でも電気自動車は、家庭用電気(火力発電所)から充電するため、一見クリーンなようでいて少しもクリーンではありません。

最後に動画にあるように、パテント・モトール・ヴァーゲンをちゃんと走らせているトヨタ自動車(トヨタ博物館)立派ですね。

 

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