2010年12月に発売された日産リーフ、純粋電気自動車です。2代目のリーフが7年目の2017年10月発売されます。この電気自動車なるものゼロ エミッション(排出物ゼロ)といわれますが、忘れてはならないことが2つあります。
その1:走行中は確かに(ZE)ゼロエミッションですが、家庭用の電気で充電する限り、火力発電は壮大にCO2、NOxなど排出しますから、とてもクリーンとは言い難い一面があります。
その2:新車時から約5年くらいでバッテリーの性能が劣化し、初代リーフの5年落ち中古車には値段がつきません!バッテリーを全交換すると2017年現在約60万円します。考え方によっては、値段がつかない5年落ちリーフを購入して60万円かけてバッテリーを全交換するのも一つですね。
それでは初代リーフから何がよくなったのか、性能表です:
グレード | S | G | 先代G |
定員[名] | 5 | ||
全長×全幅×全高[mm] | 4445×1770×1550 | 4445×1770×1545 | |
ホイールベース[mm] | 2700 | ||
前後トレッド[mm] | 1540/1535 | 1530/1525 | 1540/1535 |
最低地上高[mm] | 160 | ||
室内長×室内幅×室内高[mm] | 2080×1460×1185 | ||
駆動用バッテリー | リチウムイオン電池 | ||
バッテリー総電圧[V] | 360 | ||
バッテリー総電力量[kWh] | 24 | ||
原動機型式 | EM57 | EM61 | |
最高出力 | 80kW(109PS)/3008-10000rpm | 80kW(109PS)/2730-9800rpm | |
最大トルク | 254Nm(25.9kgm)/0-3008rpm | 280Nm(28.6kgm)/0-2730rpm |
最終減速比 | 8.1938 | 7.9377 | |
交流電力量消費率(JC08モード)[Wh/km] | 114 | 124 | |
一充電走行距離(JC08モード)[km] | 228 | 200 | |
ステアリング形式 | ラック&ピニオン | ||
前/後サスペンション | 独立懸架ストラット式/トーションビーム式 | ||
主ブレーキ形式 | ベンチレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスク | ||
タイヤ | 205/55 R16 | 215/50 R17 | 205/55 R16 |
比較表出典:新型リーフと先代リーフ主要諸元 比較表 ニッサン自動車
それと新型リーフには面白い機能がついています。以下:
e-pedal:
アクセルペダルだけで運転するという選択肢があることを想像してください。
瞬時に加速するときは強く踏み込み、ゆるめればブレーキペダルを踏んだように確実に減速し、さらに停止までします。
ストップ&ゴーを繰り返す街中でのイージードライビングはもちろん、
ワインディングなどではメリハリの効いた加減速によるスポーティなドライビングを満喫できます。
発進 - 加減速 - 停止まで、アクセルペダルの操作だけで*1 速度調節。
■ 発進・加速
EV特有の優れたレスポンスと加速感*2。
■ 減速
ブレーキペダルを踏んだ場合と同等の減速感(最大0.2G)を発揮*1。精確なモーター制御により坂道での減速もスムース。
■ 停止
停止後は自動的に油圧ブレーキを作動し停止状態を保持。上り坂・下り坂とも約30%勾配まで停止保持が可能。
■ ブレーキランプ
一般車と同様に減速時と停止時に点灯
画像出典:日産自動車
propilot(プロパイロット):
■車間距離をキープ
前を走行するクルマをモニターし、日産リーフがアクセル、ブレーキを自動でコントロールして前のクルマとの車間距離を保つ手助けをします。
■車線中央をキープ
白線をモニターし、日産リーフがステアリングを自動でコントロール。直線道路はもちろん、カーブにおいても走行車線の中央を走行する手助けをします。
画像出典:日産自動車
Propilot自動パーキング機能:
3ステップの操作だけで駐車完了するまでドライバーをアシスト。
ステアリング、アクセル、ブレーキ、シフト、さらにパーキングブレーキまですべて自動制御。
道路脇の縦列駐車も、ショッピングモールの並列駐車も、車庫入れなどさまざまな駐車スペースで、
まるでクルマ自身に知能があるかのように作動。駐車の常識が変わります。
画像出典:日産自動車
動画出典:Youtube
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