吉祥寺の暴走事故、自動ブレーキは稼働しなかったのか?

05 11月 2017

このタイトルは先に「新東名森掛川IC~新静岡IC時速110km制限 試行」の本ブログにて紹介した自動車評論家国沢光宏氏によるものです。その記事を以下紹介します:

・・・・・・・・・・・・・冒頭略・・・・・・・・・・・・・

少しクルマに詳しい人なら、むしろ「自動ブレーキは効かなかったのか?」という点が気になったと思います(大野註:この時点でこのヒョーロンカは自動ブレーキについて勉強不足で全く解っていないのが判ります)。結論から書くと、今のシステムでは難しいと考えます。なぜか? まず事故を起こした車両は、駐車場を出て歩道を横切り、右に曲がりながら道路上に出てきた。その時点でアクセルを全開にしたようです。

最初に衝突したのはバスの後部。ここに衝突した時は斜めだったため、角度が浅く車両のセンサー(レーダー+カメラ)では捉えられなかったと考えられます(大野註:このひとほんとに自動車ヒョーロンカでしょうか? 角度が浅い?レーダーもカメラもほぼ180度の範囲で効果があります)。自動ブレーキを掛ける対象は公表されていないものの、精度を確保出来るのは30度くらいの範囲です(大野註:30度しか精度がないなら祖の装置は使い物になりません)。しかも突如出てきた障害物に反応出来ないです(大野註:そんなことないです。反応しますが、ぶつかるだけです。だからメーカーは衝突軽減ブレーキと呼んでいます)。

その後、状況をみると横断歩道に向かってアクセル全開のまま進んだようです(これもEDRイベントデータレコーダーで解明されるでしょう)。横断歩道上の歩行者を検知して自動ブレーキは掛からなかったのだろうか? 当該車両(2017年現行プリウス)は、以下にリンクした通り、遮蔽物のある場所から出てくる歩行者に対しても有効なシステムがついています(大野註:でも、運転者がアクセルを踏んでいると自動ブレーキは解除されてしまうのですよ、国沢さん!)。

 

動画出典:Youtube 

自動車ヒョーロン家 国沢光宏氏は、自動ブレーキについて何も勉強していないし、理解もしておられないようです。続けて国沢氏の記事です:

今回の場合、アクセル全開になっていたため、これらの機能もキャンセルされてしまった可能性大。なぜか? ドライバーが意識的にアクセルを踏んでいると判定するためです(大野註:その通りです)。いわゆる「オーバーライド」という思想。例えば自動ブレーキが高速道路上で誤判定(誤作動?)し急ブレーキを掛けたとしましょう。

そのまま本線上で停止したら危険です。そこでドライバーがアクセル踏んだら、自動ブレーキが解除されるようになっています(大野註:この文章と、次の文章は完全に矛盾しますね: →事故再発防止策を考えなければならない。最もシンプルなのは、アクセルを一定以上(大野註:どの程度でしょうか?)の強さで踏んだ時に限り、パワーを落とす制御を取り入れることです。ブレーキと間違えてアクセル踏んだ場合、止まらないと思い、普段アクセルを踏むときより圧倒的に強い力を加える。(大野註:それは違います。「ブレーキを踏んでいる」という意識もありません。脳が機能不全に陥っているからです))。ただ今回のケース、多重衝突という複雑なケース。バスの横に衝突した時点で全てキャセルされてしまっているかもしれません。いずれにしろ警察はEDRの情報を公表すべきです。

その上で、事故再発防止策を考えなければなりません。最もシンプルなのは、アクセルを一定以上の強さで踏んだ時に限り、パワーを落とす制御を取り入れること。ブレーキと間違えてアクセル踏んだ場合、止まらないと思い、普段アクセルを踏むときより圧倒的に強い力を加える。

そもそもアクセルを床が抜けるほど踏む行為は明らかに異常です。この制御を行うことにより、アクセルとブレーキの踏み間違いに対応出来ます(大野註:このヒョーロンカは本当に勉強不足です。もうすでにこの種の装置は各メーカーやオートバックスから販売されています。しかし、時速6km以下、あるいは停止状態からしか使えませんので、実際の踏み間違い事故にはほとんど効果がありません)。高齢のドライバーだけに限らず、アクセルとブレーキの踏み間違いが発生しています。国交省と警察、自動車メーカーで力を合わせ「暴走しないクルマ」を考えて欲しいです。

 

大野意見:国交省と警察、メーカーは「自動ブレーキ」にばかり気がいって、本質的な防止策には手がついていない状態です。残念ながら・・・・。

何回も言っているではないですか、ペダル踏み間違い(踏み換え忘れ)事故を完全に防げる装置はたくさんあると!

例えば、わたしの、:

左足ブレーキ装置、手動スロットル装置、があります。

 

画像出典:大野一郎 左足ブレーキ装置 (LLB system)

 

画像出典:大野一郎 手動スロットル装置(HAC-T  system)

画像出典:大野一郎 燃料電池車ミライ

このほか熊本の鳴瀬さんの「ワンペダル」、埼玉県川口の南さんの「ストップペダル」神奈川県大磯の杉田さん「パーフェクトブレーキ」などなどなど。

 

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