クルマには後方や側方を確認するためにミラーが各所に装着されています。クルマにはなくてはならない装備です。ルームミラー、サイドミラー、バニティミラーなどなど。しかし、これらのミラーには決定的な欠点があるんです。
それは死角です。この死角をなくすためには前方から視線を外し、首を回してミラーの死角部分を直接見る以外には方法がありませんでした。そこで:
レーシングドライバー/自動車評論家 木下隆之氏によればデジタルミラー(CMS=カメラ・モニター・システム)のメリットとは:
◆“脱ミラー”のメリット
これによるメリットは多いです。ボディに突起がなくなるため、空力的に有利です(大野註:といっても自動車競走RACEの話です。一般的には関係ないです)。歩行者保護にも貢献できます(大野注:歩行者保護ねぇ?)。斜め前方の視界も良くなります(大野駐:斜め前??)。モニターをドライバーに近づければ(大野註:現在はルームミラーなら既存ルームミラーの位置に、サイドミラーはその画面をサイドミラー車内内側付近に取り付けてあります)、ドライビング中の視線の移動も少なくなります(大野註:そうはいっても現実的にはルームミラーは既存ルームミラーの位置に、そしてサイドミラーは、現在NAVI画面に入れるのが現実的ではないでしょうか?)。(以上木下隆之氏)
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後方ミラーがデジタル化されれば、いいことずくめのようです。木下隆之氏が指摘していない大事な部分は、死角がなくなるということと、画面の明るさを調節できること、デジタルルームミラーなどはズーム機能がついていること等があります。しかし、システム故障のときの対処も考えておきたいものです。
動画出典:Youtube BMW
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