テスラ車のFSD(フル・セルフ・ドライビィング)とな?

19 10月 2021

フル・セルフ・ドライビングとな? 訳せば完全自動運転になるわなぁ。取説にはちっこい字でレベル2自動化装置ー運転支援装置(運転者が常時ハンドルを握る必要あり)って書いてあるけどいいの?

完全自動運転なんて言われると、必ずこういうことしたがる人がいるんです:

動画出典:youtube

因みにレベル2自動運転車とは、その定義:

自動運転レベル2

レベル2は、部分的に運転が自動化された車両で、アクセルとブレーキ操作による前後の加速や減速の制御と、ハンドル操作による左右の制御の両方をシステムが担うことになります。ただ、運転の主体はドライバーで、システムはあくまで運転を支援する役割に止まります。そのため、ドライバーは常にハンドルを握って、運転状況を監視操作することが求められます。こうした事故を未然に防いだり運転の負荷を軽減したりするための先進運転支援システムは「ADAS(Advanced driver-assistance systems)」と呼ばれており、ADASの機能が向上して、障害物を100%検知し、100%正しい判断を下し、100%正確な制御を行うレベルに達すれば、完全なる自動運転技術が確立したことになると言われています。
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高度に自動化された車なら、巨大な静止した物体を認識して避けるができるはずだ。だが車は、センタースクリーンに表示されたものを見る限り、柱があることに気づかなかったようだ。

https://www.youtube.com/watch?v=7NW6mICjUvM&t=862s

動画出典:youtube 変な訳ですいません。多分自動翻訳機。

車内にいた人々は、テスラがレーダーを使用しないカメラの画像のみのシステムに変更した結果として、この不具合が生じたのではないかと考えている(16:29頃、何かの橋脚のようなものを認識しなかったようです)。その可能性はあるだろう。テスラなどの自動車メーカーは、緊急ブレーキやクルーズコントロールなどの機能に、これまでずっとレーダーを当てにしてきた。だがテスラは2021年5月、レーダーの使用を中止し、将来のモデルには搭載しないことに決めた。

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これはちょっと違います。これまではミリ波レーダーと単眼カメラの併用で、その双方が障害物と認識しないと急ブレーキ等の操作を自動でしないようになっていました。つまり、誤作動・誤認識が多いので、そのような動作論理にしたようです。
カメラは、人間の目と同じで人間の目に見えないものはカメラにも見えません。これは、例えば、強烈な西日に向かって走る時、眩しくて見えなくなるとカメラも認識できません。
以下テスラの事故報告書より:
レーダーとカメラによる衝突被害軽減または回避システム*⁷は、先行車への
追突防止を目的に設計されている。システムは、同時にカメラとレーダーの双方
が障害物の認識をしなければ自動ブレーキとして作動しないようになっている
(大野註:ここは非常に大事なところ。誤作動予防のため、2 つのシステムの合
致を作動条件としているが、普通はフェイルセーフ機能としてどちらかを最後
の砦として一方だけで作動するようになっている。当該事故は強い逆光でカメ
ラがトレーラーを認識できなかったことが疑われている。わたしの疑問は、レー
ダーが装備されているのに何故レーダーが作動しなかったのかというものだが、
このことで疑問が氷解した)。

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