横横道路事故 追報

13 12月 2016

衝突現場を走りました

昨日(2016年12月10日)発生した横浜横須賀延長道路の正面衝突事故の現場を走りました。お二人が亡くなった大事故の現場です。センターライン付近のアスファルトは溶け落ち黒い焦げ跡が残っていました。そこですぐに頭に去来したことは、何故、中央付近にブロックがないのかという疑問です。というのは横横延長道路や首都圏中央連絡自動車道(通称圏央道)はほとんどが対面通行であり、中央付近にはブロックがありません。つまり、下記画像のようにオレンジ色のポールが設置してありますが、それは全く意味をなさないと思います。運転者がしっかりした意識を持って運転する限りポールを越えて対向車線に侵入することはまずないと思います。しかし、運転者が何らかの疾患によって意識を突然失った場合、クルマは対向車線に侵入してしまう恐れは多分にあり、そのとき避けようのない距離で対向車が来たら、今回のような事故になります。

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画像出典:Wikipedia

中央分離帯ポールは危険

これは結局、経済性の問題でした。やはり2016年12月10日の横横延長道路事故だけではなく全国で同様の事故が発生していました。そのため、ポールに代わる鉄製の分離帯が作られているのです。横横延長道路でも合流部分とかには鉄製の分離帯が設置されており、トンネルの中とか直線道路部分にポールが建てられていました。現在使っている対向2車線の道路に鉄製の分離帯を敷設するためには道路を閉鎖して工事しなければなりませんが、是非実施しなければなりません。

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画像出典:Wikipedia

工期短縮には様々な方法があると思います。下画像は、

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衝撃効果に優れた誘導安全保護壁です。
衝突時の衝撃吸収性が高く、車両の接触性衝突時に
進行方向に復元することが可能です。

◎水を引き出せば、容易に運搬・設置・撤去が可能です。
◎維持管理と補修が容易です。
◎本体の凹凸部分を互いにはめ込み、上部から固定用パイプ(メッキ鋼管)を挿入した後、水を充填することにより使用出来ます。

《主要使用場所》
(1)道路工事現場 (2)道路上の車両交差誘導路 (3)車両離脱防止用 (4)主要幹線道路中央分離帯 (5)Uターン禁止地点 (6)追突事故多発現場

以上「ユニークな商品作りで貢献する」トーグ安全工業株式会社09201145_4e77fe604129b

http://www.tougu.co.jp/product/products/detail.php?product_id=694

 

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画像出典:トーク安全工業株式会社

こういうものが実験などによって本当に効果があるものなら、横横延長道路などは一日道路を閉鎖すれば完成できるのではないでしょうか?

 

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