ペダル踏み間違い事故は世界中で毎日発生しています。それがみなさんの知るところとなるのは、ほーんとっ、マスコミ諸氏の胸先三寸です! 大変残念なことですが、人死にが出るあるいはビルに突っ込むなど、センセーショナルなことがない限りマスコミは報道しません。そして、今回のように踏み間違い事故を高齢の所為にしています。
マスコミさん、あなたたちは勉強不足です。踏み間違い事故の本当の原因は、現状のペダル配置にあります。
さて、そのニュースです:
生命保険会社ビルに乗用車突っ込む 運転手女性「アクセルとブレーキ踏み間違えた」
19日午後4時ごろ、静岡市葵区御幸町の静岡フコク生命ビルに同区内に住む女性(84)が運転する乗用車が突っ込み、女性を含む3人が軽傷を負った。静岡中央署によると、女性は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しているという。 同署によると、乗用車は道路反対側の駐車場から出る際に停車していたタクシーと接触した後、ビル1階にある「JTB中部静岡支店」の休憩室に突っ込んだ。乗用車の女性と同市駿河区に住むタクシー運転手の男性(69)、休憩室にいた同市清水区の女性会社員(44)の3人が軽傷を負い、病院に救急搬送された。事故当時、休憩室にいたのはけがをした女性会社員だけだった。
同署によると、乗用車は道路反対側の駐車場から出る際に停車していたタクシーと接触した後、ビル1階にある「JTB中部静岡支店」の休憩室に突っ込んだ。
この文章が全てです。というのは、事故車両が道路反対側の駐車場から出るときに既に「踏み間違いしていた」可能性があります。
タクシーに衝突して「踏み間違い」をしたわけではないと思います。これは重要なことです。何故なら、道路反対側ということが非常に重要です。道路反対側から道路を突っ切ってタクシーに衝突したことは、暴走したということです。
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ここで踏み間違い発生についての「仮説」を立脚します。それは:
ブレーキを踏まなければいけないその状況で、何か優先的に運転者の気をひくことがあり、それに伴って「既にブレーキに踏み換えたと錯覚」してアクセルを踏んだ可能性があります。
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また、高齢者ほどこの傾向は強いかもしれません。わたしも2018年64歳になりました。それで最近物忘れをよくします。何かやらなくちゃと思いながらメガネなどて手近な場所に置くとてきめんに忘れます。これがペダル踏み換え忘れの重要要因になっているかもしれません。
画像出典:Wikipedia
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