ひとはどういうときに『脳の機能不全』に陥るのでしょうか?

15 6月 2017

『ペダル踏み間違い(ペダル踏み換え忘れ)』が発生すると、ブレーキを踏む強さでアクセルを踏んでしまうため車体は急加速し、ひと(運転者)は、『死の恐怖』を感じます。この恐怖は多大なストレスとなって前頭前野部分に作用し、結果的に『機能不全』が起こるといわれています。機能不全とは脳が思考能力を一時的に失うことです。つまり何も考えることができません。また、ペダル踏み間違い事故(ペダル踏み換え忘れ事故)は脳の機能不全とともに足の突っ張り現象を伴います。これは純粋に肉体の生理的反射運動ですので止めることができません。体の痙攣に似ています。

そうすると脳が機能不全に陥るのは、『死の恐怖』を感じるほどのストレスを受けた時といえそうです。

何度もお伝えしているBLOG No.357~360の東名バス事故のことですが、中央分離帯を飛び越えてこのバスに衝突した乗用車の運転者62歳男性医師のことです。東名下り線路肩側のガードレールに最初に衝突してしまった理由は定かではありませんが、時速100キロ前後のスピードでガードレールに衝突したとき、このひとは脳の機能不全状態を発症してしまったのではないでしょうか?というのは警察の現場検証の結果、中央分離帯まで何のブレーキ痕(タイヤ痕)も発見されていないからです。

わたしの推測と想像ですが、中央分離帯を飛びこえるまでアクセルを踏み続けたのではないでしょうか?

つくづく思うことは、現在のペダル配置はちょっとまずいのではないですか??

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