ペダル踏み間違い事故はむしろなんでもない走行状況で発生しています!

17 6月 2017

『ペダル踏み間違い』という言葉

『ペダル踏み間違い』という言葉からは、どうしても咄嗟の時にペダルを踏み間違ってしまったというイメージがあります。そういう状況もあると思いますが圧倒的多数のケースは:

日常走行中、減速乃至は停止することが必要になって、ブレーキを操作しようとするときに発生します。言わば何でもないときに発生するといっていいと思います。

米国での踏み間違い事故前走行状況

米国ノースカロライナ州警察データベース(2005~2007 累計)からの『ペダル踏み間違い事故前走行状況』2,408件のデータがあります:

事故走行前操作1 20171.23

これらの約96%は走行中に発生しており、停止状態からの発生は非常にまれです。

ペダル踏み間違いはむしろ何でもない状況から発生

このことから、目前に子供が急に飛び出してきたとか、出合頭の衝突など、運転者がブレーキが必要だと認識すればするほど、『ペダル踏み間違い』はむしろ発生しません。再三申し上げていますように、コンビニの平面駐車場に駐車するときとか運転者が車体を停止乃至は減速させる必要があるとき、ブレーキペダルの存在を意識せずにほとんど無意識状態でのブレーキ操作のときにそれは発生します!

ペダル踏み間違いはあまりブレーキペダルを意識しない時のブレーキペダル操作から発生!

わたしは『ペダル踏み間違い』は結果的にペダル踏み間違いなのですが『ペダル踏みかえ忘れ』であると考えています。

画像出典:Wikipedia

 

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