北関東自動車道で乗用車が大型トラックと衝突、その後300mを逆走、何故?

12 9月 2017

2017年9月7日、群馬県太田市の北関東自動車道で、乗用車やトラックなど5台が絡む事故があり、男女2人が軽いケガをしました。

以下日テレニュース(2017年9月8日 01:37配信)からです:

日テレNEWS24

群馬県警察によると、2017年9月7日午後7時半ごろ、群馬県太田市の北関東自動車道太田桐生インターチェンジ付近で、普通乗用車と大型トラックが衝突する事故がありました。

衝突のはずみで普通乗用車が逆向きになり、そのまま高速道路をおよそ300メートル逆走し、別の大型トラック2台と軽乗用車1台に相次いで衝突しました。

警察は、逆走した普通乗用車を運転していた40代の男性を、過失運転致傷の疑いで調べる方針とのことです。

さて、みなさん、ご自分がクルマを運転していて他車と衝突してしまったら、先ず何をしますか? ブレーキを踏んでクルマを停止させようとしませんか?

この事故では、衝突の衝撃で乗用車の車体が走行方向と反対向きになったということですが、そこまでは判ります。

何故、300m(!)も逆向きに走行したのかという問題がひっかかります。

これには、実は「ペダル踏み間違い(踏み換え忘れ)」事故とそっくりな事象があると見えました。それは:

ペダル踏み間違い(踏み換え忘れ)事故は、意図せずにアクセルを踏むことによって車体が急加速し、恐怖を感じて脳の前頭前野皮質が機能不全に陥ります。そうなると、体は、脳の機能不全に陥った直前の行為(踏む)を反射的(体の反応)に行ってしまうため、車体は暴走状態になってしまいます。このとき、両足を突っ張るようになるのか、それとも片足だけなのかよくわかりませんが、本能的に体を防御するためにそうなるのかもしれません。

300mも逆走するとは、「アクセル」を踏んでいるからとしか考えられません。ペダル踏み間違い(踏み換え忘れ)事故のメカニズムが働いていると考えられます。

このようなことを防止するためにはどうしたらよいのでしょうか?

画像出典:Wikipedia

コメントする

お名前・メールアドレス・コメントは必須です。
メールアドレスは公開されません。

トラックバックURL