放心状態だった容疑者、現場で何が 大阪の病院突っ込み
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2023年3月1日、穏やかな午後の昼下がり、周囲に鈍い衝撃音と悲鳴が響き渡った。大阪市生野区の生野愛和病院に1日、白い乗用車が突っ込み、歩道を歩いていた女性2人<を撥ね飛ばして>が死亡した事故。病院の壁に衝突した車のボンネットは外れ、部品は散乱。事故を起こした容疑者は呆然と立っていた。「車通りの多い場所だが、こんな事故が起こるなんて怖い」。住民は不安そうに話した。
現場近くの防犯カメラには国道を逆走中とみられる車が、歩道を勢いよく走り、病院に向かって突進していく様子が写っていた。 「内臓にまで響く音だった」。衝突音を聞いて駆けつけた近隣の女性(53)はこう証言する。 女性によると、歩道脇の花壇に乗り上げた車は「衝突後もアクセルを踏んでいたのか、タイヤがギュルギュルと回っていた」。運転席にいた呉昌樹容疑者(71)韓国籍・無職=自動車運転処罰法違反(過失運転致死)容疑で逮捕=は、衝突後も車を動かそうとしていたとみられ「とても危険な状況だった」と声を震わせた。 近くの商店の男性店主(70)は、消防隊員が「車のエンジンを切れ」と叫ぶ声を聞いたほか、全身に布をかぶせられた人が担架で運ばれていく様子を見た。周囲には花壇のれんがや車体の一部が散乱。車内ではエアバッグが開いていた。
病院からは職員たちが駆け付け、周囲は騒然となったが、車のそばで呉容疑者は放心状態で立ち尽くしていたという。現場近くのガソリンスタンドで働く男性(40)は「(容疑者は)状況を理解できていないようだった」と話した。近くに住む主婦(53)は、男性数人が容疑者のところに駆け寄る様子を見ていた。「(容疑者が)『大丈夫ですよ』というサインなのか、右手を上に挙げていた」と振り返った。
画像出典:産経新聞
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これは「中低速からの踏み間違い事故」です。産経新聞の報道によれば、病院建物に衝突してもなお車輪が回っている状態だった・・・つまり運転者がアクセルを踏み続けている状態です。典型的な踏み間違いによる暴走事故と思われます。
なお、くしゃみをして意識が遠のいたと警察に供述したとの報道がありましたが、それはウソだと思います。なぜなら、意識が遠のいて体が弛緩するとアクセルを踏み続けることができないからです。意識がなく体が突っ張るのは「癲癇症状」だけです。
クルマはクラウンです。比較的新しい型式のクラウンですのでEDRが装着されています。
いずれ、運転者がアクセルを踏み続けていたことが証明されるでしょう。
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