暴走自転車に物申す

21 3月 2022

自転車というのは、免許がいらない乗り物です。しかし、「軽車両」に分類され、交通法規に従って乗らなければいけません。

現状を見ていると、自転車の乗り手はなんか、やりたい放題に見えます。ワタシが特に脅威を感じているのは、散歩道の歩道上を後ろから猛スピードで走ってくる自転車です。自転車は音がしないし、歩行者が歩道を歩いていても急に進路変更することはよくあることです。そこに突っ込まれたらただではすみません。事実、歩道上で自転車と衝突して死亡するケースはよくあります。高齢者と高校生が衝突して、高齢者が死亡し、3000万円が保護者に請求されたケースのあります。

自転車「ながらスマホ」で死亡事故 元女子大生に有罪判決

© 株式会社神奈川新聞社

 川崎市麻生区で2017年12月、スマートフォンと飲み物を持ちながら電動自転車に乗り、歩行者に衝突して死亡させたとして、重過失致死罪で在宅起訴された元大学生の女性被告(20)に、横浜地裁川崎支部(江見健一裁判長)は27日、禁錮2年、執行猶予4年(求刑禁錮2年)の判決を言い渡した。

 判決では、被告が右手に飲料容器、左手にスマホを持ち、左耳にイヤホンを付けて音楽を再生した状態で、自転車の通行が禁止されている歩行者専用道路を走行。スマホの操作やポケットにしまう動作に気を取られて、前方を注視しないまま事故を起こしたと認定した。江見裁判長は「人を死傷させ得る自覚を欠き、周囲の安全を顧みない運転は自己本位で、過失は重大。いまだ運転態度への内省も深まっていない」などと指摘した。

共同通信

悪質自転車、対策強化へ 全国で集中取り締まり

配信

自転車の交通ルール違反に歯止めをかけるため、全国の警察が、悪質・危険な走行が問題になっているような「自転車指導啓発重点地区・路線」を選定し、各都道府県警のホームページ(HP)で地域住民に周知した上で、集中的に取り締まりに乗り出すことが20日、分かった。

自転車について重点地区を全国で公表し取り締まるのは初めて。各警察本部は毎月、一斉の集中取り締まり日を1日以上設け、悪質違反には積極的に交通切符(赤切符)を活用する。警察庁が同日までに指示した。  健康志向やブームで自転車利用者が増えるのに伴い、交通マナーの悪化を指摘する声も強まり、対策が急務となっている。

悪質自転車、対策強化へ 全国で集中取り締まり (共同通信 ...

画像出典:wikipedia

自転車に乗っている方々は、凶器に乗っているというご自覚を持って、お気を付けください。

 

 

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