仙台真田氏(絶世の美少女小梅)

20 11月 2016

わたしは宮城県仙台市で生まれました。小学三年生のときに父の仕事の関係で東京白金に移り住み、以来渋谷区恵比寿で育ち、現在は横須賀市に住んでいます。わたしの祖父は、宮城県白石市というところの出身です。ケーブルテレビのヒストリーチャンネルという番組をよく見るのですが、ひょんなことから豊臣と徳川の大坂夏の陣で戦死した真田信繁(幸村)の子孫(五女小梅)が仙台白石城主片倉(重綱)小十郎の妻になっていることを知りました。これは豊臣方が戦陣立て直しのため、一旦退却した際しんがりを務めた真田軍に対した伊達政宗軍の先鋒片倉小十郎の戦ぶりが気に入って、大阪城にいた子孫を敵方の片倉小十郎に託したのです。なんと清々しい振る舞いでしょう。いまから三〇年くらい前、親戚からわたしの先祖が片倉小十郎(何代目かは判りません)の側室さまとなっていたことを聞いていましたのでただならぬご縁を感じました。わたしの名前は『おおの』といいますが、その昔『おおの』とは発音せずに『おほの』といっていました。滋賀県琵琶湖畔の大津駅はいまでも『おおつ』ではなく『おほつ』と書いてあります。というのはこの側室さまの名前が『おほつさま』というのです。すなわち大野です。なんでも殿様が鷹狩の帰路、わたしのご先祖の庄屋屋敷で一休みされたときからのご縁だそうです。片倉小十郎さまとおほのさまの間に子がいたかどうかは伝わっておりませんが、もしいたとすれば、わたしはその血筋が入った子孫であるということになります。おほのさまは絶世の美人だったそうですが、若くして亡くなったわたしの父の姉、美佐子さまの写真がありますのでここに掲載します。美佐子さまは絶世の美人でした。大野の美人姉妹は仙台で大変有名だったそうです。その割には甥のわたしはあまりハンサムではありませんが、わたしの父はハンサムでした。ご先祖様が生きた日本の歴史が急に身近に感じられるようになりました。

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画像出典:大野一郎 左:父の姉 美佐子さま 右:父 大野健一

 

画像出典:youtube

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