山手通りで6台に衝突、運転の男「覚えてない」速報

09 1月 2017

2017年1月7日午後1時40分頃、東京都目黒区目黒の都道(山手通り)で、走行中の乗用車(トヨタプリウスZFW30系)が前方の乗用車やタクシーなど計6台に相次いで衝突し、道路脇にあるマンションの壁にぶつかってようやく止まるという事故が発生しました。

衝突された車の男女計5人が軽傷です。現場に駆けつけた警視庁目黒署員が、壁にぶつかった乗用車を運転していた男(37)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕しました。同署幹部によると、男は「覚えていない」と供述しています。

この事故は『踏み間違い事故』の可能性が極めて大きいです。というのは、2003年7月に米国カリフォルニア州サンタモニカ農産物路上市場で発生した事故にそっくりだからです。この事故での犠牲者は、亡くなった方10人、重傷18人、軽傷45人という大災害になりました。いずれ詳しい話はいたします。NTSB事故報告書を全翻訳いたします。少しだけこの事故の内容をお話しすると、サンタモニカの路上で86歳の男性が運転する1992年型ビュイックセイバーというクルマが当時新車のベンツの左角に追突したことから事故が始まりました。

ある意味、山手通りの事故は、最初タクシーに衝突したことから始まりました。サンタモニカ事故と類似点があります。最初のクルマに衝突した後は、どちらも暴走状態となりステアリングの制御もできないまま障害物に衝突しました。

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画像出典:Wikipedia

 

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