わたしの開発した手動スロットル車(アクセルを手で操作する運転方式 ブレーキは右足)を久しぶりに運転しました。昨日まで左足ブレーキ車に乗っていたので、ブレーキが右足になることもあり、戸惑うかどうかの個人的な実験のつもりもありました。しかしまったく問題はありませんでした。
さて、通常運転時のブレーキを踏むときの神経系統の指令道筋を考えます。
1.従来型ブレーキ搭載車:
運転状況(眼)→ 脳(運動野)ー右足膝を曲げてアクセルペダルから離し→隣のブレーキペダルへ右足を移動させて→右足膝を伸ばして→踏む
画像出典:Wikipedia 従来型のアクセルとブレーキ
2. 手動スロットル車:
運転状況(眼) → 脳(運動野)ーペダルに乗せている右足をそのまま踏む
画像出典:大野一郎 手動スロットル車のブレーキ
3.左足ブレーキ車
運転状況(眼)→ 脳(運動野)ーペダルに乗せている左足をそのまま踏む
画像出典:大野一郎 左足ブレーキ車のアクセルとブレーキ
これら1.2.3.の足の動きを考えると、従来型ブレーキの足の動きは相当に複雑です。最高裁判所の判例では従来型ペダルの踏み変え時間(空走時間)を0.8秒プラスアルファとしています。速度60kmとすれば13.3mプラスアルファ走行することとなります。
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