不幸にしてペダル踏み間違い事故を起こしてしまったみなさんへ。 確かにアクセルペダルを踏んでしまったのはみなさんご自身です。それは疑いようのない事実です。
しかし、わたしにはそれが、みなさんだけの責任とは思えないのです。
自動車は機械です。しかし、それを制御するオペレーター(人間)が何らかの間違いを犯しても、破滅的な結果をもたらすものであってはなりません。
ペダル踏み間違いによる事故は、時に破滅的な結果をもたらします。これでよいのでしょうか?
それはそうです。踏み間違いをした結果、減速・停止するはずの車両が急加速をし始めるわけですから、オペレーターは極度の恐怖に襲われます。この恐怖は脳の前頭前野皮質の機能不全(英国ポーツマス大学 ジョン・リーチ博士の学説)ー麻痺を誘発し、何らの阻止手段(そもそも踏み換えを行う、エンジンを停止する、ギアをニュートラルにいれる等)もできずに、当初ブレーキと思って踏んだアクセルペダルをそのまま強く踏みこんでしまいます。
わたしはこの間違ったペダルを強く踏み続ける行為は、催眠術で言う「自己暗示」ではないかと思います。
TVでよく催眠術師が芸能人などに「あなたは握った手が鉄のようになり、開かなくなる」といったような「暗示」をかけていますがこれとよく似ています。
つまり、踏み間違い事故に適用すると、ブレーキと思って踏んだ行為から「自己暗示によって「抜け出せなくなる ➡ 踏み続ける」となるのではないかと思うのです。
それではどうしたらよいのでしょうか?
そして不幸にして踏み間違い事故を経験されたみなさんは、正直怖くてとてもクルマを運転する気にならないと思います。
踏み間違いの原因はズバリ「ペダル踏み換え操作」にあります。
しかし、地方にご居住のみなさんの中には、どうしてもクルマを運転しないと仕事にならない方々も多いでしょう。そんな人達は今後どうしたらいいのでしょうか?
もう一度いいます、踏み間違いの原因はズバリ「ペダル踏み換え操作」にあります。
踏み間違いを防止するにはどうしたらよいのでしょうか?:
ひとつの解法を次に掲げます:
「左足ブレーキシステムです」
画像出典:大野一郎
ブレーキが必要な時には左足で操作するーーーこのようにすればアクセルと間違うことはありません。
わたしは自分のクルマにこのシステムを装着してから約3万5千キロを公道走行していますが、なんらの問題もありません。
既存ブレーキとのリンケージ方法はわたしの左足ブレーキシステムと違いますが、友人の杉田氏の開発した左足ブレーキ、「パーフェクトブレーキ」の動画を掲載します。
このシステムは恐らくかなり安価に皆さまにご提供できると思われます。
動画出典:youtube 杉田健一氏
不幸にもペダル踏み間違い事故を起こした人達への朗報と思います。
どうか御一考の程を。
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