ヒルトン東京でタクシーが誤発進4人重軽傷 ペダル踏み間違いです!

08 3月 2017

2017年3月7日午前10時55分ごろ、東京都新宿区西新宿のホテル「ヒルトン東京」の正面玄関の車寄せで、止まっていたタクシーが動き出して20~60代の男女4人をはねた。4人とも病院に搬送され、板橋区の女性(55)が右腕を骨折の重傷、ほか3人は軽傷を負った。

警視庁新宿署は、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)容疑で、東京都練馬区東大泉の男性運転手(71)を現行犯逮捕。「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」と話している。

新宿署によると、男性運転手がトランクから客の荷物を下ろそうとした際、タクシーが動きだし、慌てて運転席に戻ったところブレーキとアクセルを踏み違えたという。新宿署が詳しい事故原因を調べている。(以上産経新聞ニュースより)

この事故の推定発生原因はこうです。運転手がトランクから客の荷物を降ろしていたところ、クルマが突然動き出したとあります。東京ヒルトンの玄関車寄せは平であると想像できます。つまり運転手は、ギアをドライブレンジに入れたまま、甘くパーキングブレーキをかけて降車してしまったと思われます。そして慌てて運転席に戻りブレーキを踏んだつもりがアクセルを踏んでしまったのではないかと思われます。

上記のように運転者は、現行犯逮捕されています。運転過失傷害致死罪については、何故刑事罰が科せられるかというと、過失が『予見』できたかできないかという部分によります。つまり、過失の発生を予見できたのにそれを怠った罪は大きく刑事罰相当ということです。

画像出典:Wikipedia 産経新聞

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